二邪鬼四臂青面金剛

(←):安楽寺  品川区西五反田5-6-8
一面四臂青面金剛板碑庚申塔
寛政十一(1799)年の建造。高さ120cm。
瑞雲日月、主尊は火炎輪光を負う一面四臂青面金剛。二邪鬼、二猿、二鶏の構成。
輪光の向かって右上に「火中出現/御影冩」
側面右には「寛政十一巳未十二月建立 谷山村庚申講中」、左には「谷山村中」、台石側面に「(施主名と)二本榎 石工長右衛門」の銘
四臂は左手に剣と法輪、右手に(欠損)と三叉戟。
二匹の邪鬼。右の邪気は振り向いている 。
前の香台に隠れて正面からは見えないが、邪鬼下には御幣を持った二猿と雌雄の鶏。