灯篭型庚申塔

(←):与楽寺  北区田端1-25-1
宝珠、笠、火袋、中台、竿(角柱)、基台と形式の整った灯篭型庚申塔。
寛文九年(1669)の建造。高さ170cm、竿は68cm。
竿の正面には「庚申供養為菩提」「寛文(第)九年己酉 ・月・・日」の銘。
竿の下部、正面と左右側面に一匹ずつの猿の浮彫。
灯篭は一対。他方の竿には阿弥陀三尊の種子。「阿弥陀(念)佛供養(證籠)」「寛文(第)九年己酉」「武州豊島郡田(端)村」の銘。
正面に不聞、左側面に不言、(右側面に不見)の猿。
手前が庚申供養證籠。向こうが阿弥陀念佛供養證籠。