珍しく金属製錫杖を持つ六地蔵
神護山 法林寺 あきる野市小川東2-12-10
JR五日市線・東秋留駅の南東1500mほどのところにある臨済宗のお寺です。睦橋通り・小川交差点を300mほど東に行った南側です。
睦橋通りから参道に入ります。山門の手前左に地蔵群があり、右に六地蔵の堂宇があります。
建造は新しいもので、像高90cmある大きめの地蔵像です。
像容と地蔵名は左から数珠=地持地蔵、宝珠に錫杖=鶏兜地蔵、幢幡=宝印地蔵、合掌=宝陵地蔵、宝珠に施無畏印=陀羅尼地蔵、柄香炉=法性地蔵です。
珍しく錫杖は金属製でした。
右端の柄香炉持ち地蔵の台石の右側面に建造年、施主名が刻まれているようですが、壁との隙間が狭くて読めませんでしたが、「平成」の文字がかろうじて見えました。
地蔵群には丸彫、舟形浮彫、角柱文字陰刻、角柱浮彫などいろいろの形式の地蔵が集められていました。
山門を入ると東面した庫裏、本堂が続き、本堂前に鐘楼があり、墓地が展開します。
本堂裏手(西)には併設の幼稚園があります。
(2020.11)
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