とても一組の六地蔵とは言えませんが
久保山 慈眼寺 あきる野市小川484
JR五日市線・東秋留駅の南1200mほどのところにある臨済宗のお寺です。
駅を南に行き、睦橋通りに出て、さらに南下、落合坂せせらぎ通りを道なりに行き、久保熊野神社手前四辻を左折。神社の1区画先です。
道左に本堂、その先に参道、参道右と先の下り坂左右に墓地があります。
本堂正面、墓地入り口に雨屋があり、中にたくさんの石仏、石塔の類が安置されています。
どれもかなり古いもののようで、風化、欠損の目立つものばかりです。
ここには六地蔵は見当たりませんでした。
久保神社の四つ辻に久保山延命地蔵尊の幟旗が目についたのを思い出し、戻って見ました。
広場の道路脇に雨屋があり、その中に7体の地蔵と3基の石塔が納まっていました。
地蔵は丸彫立像が6体と座像1体です。坐像は子育て地蔵です。
6体は薄い基壇の上に蓮台と石柱台に載ったもの4体、蓮台だけのもの1体、基盤だけのもの1体でした。
基盤だけの地蔵は像高78cmで宝珠に錫杖姿、他の5体は胴や頭部に修復がありますが50cm前後の像高です。
像容は左から両手で合掌?、?、左手蓮華、宝珠に錫杖、?、数珠とはっきりしません。
とても一組の六地蔵とは言えませんが、一応紹介しておきます。さらに、ここが慈眼寺の境外仏堂なのかどうかも分かりませんが。
(2020.11)
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