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石段を挟んで覆屋の中に三体ずつ安置されています

補陀山 観栖寺  八王子市西寺方町223

JR高尾駅の北、約4kmのところにある曹洞宗のお寺です。
最寄りは西東京バス・タウン中央停留所です。
開発されたグリーンタウンに囲まれるように残った雑木林の中にあります。
西面する道路に沿うように境内の南に墓地、北に本堂などの建物が建っています。
本堂への石段の左右に石灯籠と覆屋が建っており、その覆屋の中に三体ずつの地蔵が祀られています。
像高は63cmで、像容と台座の地蔵名は左覆屋に宝珠に錫杖(壇陀尊)、合掌(宝寿尊)、柄香炉(宝印尊)、右覆屋に数珠(持地尊)、宝珠に施無畏印(除蓋障尊)、幢幡(日光尊)です。
右覆屋の両側の柱に「飛馳六道地蔵尊」「弥勒未生愁後昏」と書かれた板が打ち付けられていました。
道路から本道に至る一帯は昭和六十二年に境内の景観整備が行われ、石灯籠、六地蔵、覆屋などが建立されたと記念石板に記されていました。(2023.06)

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