カヤの大樹の下に立つ六地蔵 愛宕山地蔵院　石田寺　　日野市石田1-1-10 多摩モノレール・万願寺駅の東南500mにある真言宗のお寺です。 日野バイパスを東へ。多摩川に掛かる石田大橋の登りが始まる前で公園に沿った道を入ります。 土方歳三誕生の地とされる神社を過ぎたところです。 道に沿って山門と駐車場口。駐車場の正面に本堂、左に庫裏。右の山門を入ると右手に六地蔵、その奥に巨大なカヤの木、正面に日野七福神福禄寿のお堂、カヤの木の右奥に観音堂があります。 墓地は六地蔵、栢ノ木、観音堂から右（南）から本堂裏一体に広がります。 大樹の下の六地蔵は高さ90cmの丸彫地蔵像ですが、小さく見えてしまいます。 花立には地蔵名と六道能化が記されています。像容と地蔵名は左から経巻（堅固慧菩薩・天上道）、宝珠に施無畏印（持地菩薩・人間道）、数珠（宝印手菩薩・修羅道）、柄香炉（宝処菩薩・畜生道）、合掌（宝掌菩薩・餓鬼道）、宝珠に錫杖（地蔵菩薩・地獄道）となっています。錫杖は金属製。 立派な基壇に記された銘によれば個人の奉納のようで「平成三年」建造です。 六地蔵背後の墓地に土方家の墓所の一角があり、その中に土方歳三の墓所もありました。 （2020.03） 六地蔵巡りに戻る