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立派な基壇と蓮台の上に安置されています

八幡山廣徳院 本願寺 府中市白糸台5-20-3

京王線・武蔵野台駅のすぐ近くにある浄土宗のお寺。境内は京王線の南側に隣接しています。
山門右手前に<サイカチ>と<くすのき>の大木が聳え立ちます。その根本に庚申塔、寺号を刻した石柱、その奥に四体の丸彫地蔵立像が外壁に沿って祀られています。
山門内は正面に本堂、手前左に薬師堂、本堂右が寺務所です。山門右手回り込んだところに鐘楼となっています。墓地は本堂左から入って裏手に展開しています。
墓地入口に水場と六地蔵のお堂があります。
六地蔵は立派な基壇の上に安置されています。お堂も含め比較的新しく建造されたものと思われます。像高は60cmですが、敷茄子と半花のある30cm高の蓮台に乗せられていますので大きく見えます。
像容は左から幢幡、柄香炉、宝珠に錫杖、合掌、宝珠に施無畏印、数珠です。造りの特徴は足先が半分くらい法衣から出ていて、上体をしっかり支えている感じです。足先に埃が溜まって法衣と色が異なっているのも面白く思いました。
彫りが浅めなのと、石質、光線の関係でしょうか、顔の表情がはっきりしません。
ちょうど昼時に訪問しましたので、撮影中に鐘の音を聴きました。何年もの六地蔵巡りの中でも、大変珍しい出来事でした。 (2019.03)

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