姿勢の異なる六地蔵です 延年山転壽院　長命寺　 清瀬市下清戸2-470 浄土宗のお寺です。 西武池袋線・清瀬駅の北東約２km。志木街道沿いに二つのお寺があります。長命寺前信号の北の一角を占めています。。 山門を挟んで左右に薬師堂と鐘楼、正面奥に本堂、客殿、庫裏という構えです。墓地は境内の左手前から奥全体を占めています。 本堂への石段の上の左右には八角形の笠と胴を持つ石造の堂宇？、その内側に灯籠、奥の左右にも灯籠が五基ずつ建ち並び、本堂前庭を囲んでいます。 六地蔵は本堂左からの墓地への入り口に立ち並んでいます。 建造年はわかりませんが、かなり古いもののように見受けられます。 石柱台の上に乗り、像高は60cmあります。石柱台には地蔵名が刻まれています。像容と地蔵名は左から合掌（地持）、数珠（宝性）、柄香炉（法性）、宝珠に施無畏印（陀羅尼）、宝珠に錫杖（鶏兜）、幢幡（法印）となっています。 頭部はどれも損傷が激しく、かなり乱雑な修復の痕があったりで顔の表情は分かりません。 薬師堂内に祀られる薬師如来像は清瀬市の有形文化財に指定されているそうです。 お堂の左、墓地を背にして巨大な石像の観音菩薩が建っています。 （2019.11） 六地蔵巡りに戻る