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顔を青く塗られた六地蔵

大醫山 円福寺  清瀬市野塩3-511


曹洞宗のお寺です。
境内は南北に長く、山門は南の端にあります。山門左脇に双樹堂、正面に本堂、広い庭を隔てて奥の山に鐘楼と三重塔、その左に薬師堂、その左、一番北側に墓地が広がっています。
山門の少し北側に巨大な仁王像が建つ入口があり、正面の石段を登ると薬師堂、左の墓地側に共同廟があります。
その共同廟の手前に二つの雨屋があり、その中に三体ず丸彫地蔵立像が祀られています。
左の雨屋には合掌、数珠、柄香炉、右の雨屋には宝珠に錫杖、幢幡、宝珠に施無畏印の像容の地蔵が入っています。像高は54cmです。
この六地蔵の顔には宝珠に錫杖の地蔵を除いて、他の五体には青い塗料が塗られています。
以前にもどこかで目にしたように思うのですが、思い出せませんし、意味不明です。
双樹堂前の広い庭から薬師堂、墓地に向かう参道の左側に、もう一組の六地蔵が少し間隔をあけて並んでいます。
建造はまだ新しいもののようです。像容は坂下、左側から宝珠に錫杖、宝珠に施無畏印、幢幡、合掌、数珠、柄香炉となっています。
所在地は西武池袋線・秋津駅から東に線路沿いの道を歩くと空堀川に当たります。川を渡れば正面に仁王像が見えてきます。
ここには仁王像の他にも鐘楼の周りに祀られた石像の十三仏や大きな船形地蔵立像など、広い境内のあちこちに仏像が安置されています。 (2019.11)

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