木漏れ日を浴びて穏やかな表情の地蔵さま 惠日山　長昌寺　小金井市梶野町2-7-5 JR東小金井駅の北東600mにある曹洞宗のお寺。長い参道を通って山門に至ります。 境内は正面に本堂、その右に庫裏と客殿、境内左側に薬師如来堂、本堂裏が墓地となっています。 六地蔵は山門を入って本堂左の墓地への道の途中、２本の大きな木の間に挟まれて並んでいます。 像容は左から宝珠に施無畏印、数珠、柄香炉、宝珠に錫杖、合掌、幢幡です。舟形光背に線彫で円光背を刻んでいます。 比較的新しく奉造されたもので、古い共通の台石の上に一体ごとの石柱台と香炉を備えて建てられています。像高は60cmです。 木漏れ日を浴びて穏やかな表情の地蔵さまです。 また墓地入口の萬霊塔の手前に、赤い前垂れを着けた地蔵が六体並んでいました。四体（中の二体と右端の二体）は像高70cmの丸彫立像で、左端の一体はやや小さい円光背丸彫立像、もう一体は小さな舟形地蔵です。 70cmの六地蔵は二体が失われたので、円光背と舟形を加えてセットにしてここに祀られたのでしょう。当寺初代の六地蔵だったかもしれません。 （2015.10） 六地蔵巡りに戻る