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2種類の法衣と鐃(銅鑼)が二つ?の六地蔵

金谷山 満福寺  国分寺市戸倉4-34-3

西武国分寺線・恋ヶ窪駅の西1kmのところにある臨済宗のお寺です。
東側の山門を入ると右手に庫裏、本堂と続きます。本堂の正面、南に墓地が展開します。
六地蔵は墓地の入口で本堂に向かって建っています。新しく平成十九年に改修奉納された基壇の上に安置されています。
奉造年はわかりませんが六地蔵自体はかなり古いものだと思われます。本体は62cm(蓮台込みで76cm)の像高です。
左の3体と右の3体の法衣が異なっているようです。像容も左から柄香炉、鐃(によう)、如意、宝珠に錫杖、合掌、数珠に施無畏印のようですが、合掌に見える合わせた手(写真下)の内側に鐃(によう)と思われるものが見えなくもありません。合掌?それとも二つ目の鐃?。
南北に細長い境内で、墓地中央を通る道が北端の本堂に向かっていますので。昔は南に山門があって、参道となっていたのかな、などと思いました。
国分寺では禅宗3宗派の寺院の六地蔵を巡る予定です。 (2019.03)

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