大きめの手足を持つ六地蔵 龍澤山　 長圓寺　武蔵村山市本町3-40-1 曹洞宗のお寺です。 JR八高線・箱根ヶ崎駅から東に青梅街道が走っています。その峰交差点からかたくりの湯交差点の北側に六地蔵を持つ四ヶ寺があります。そのうちの一つです。 青梅街道に面した山道を入ると、通りを隔てて山門があります。山門左奥に弁財天の社、その右手に鐘楼、参道を進むと中門があり、正面に本堂、右手が斎場となっています。 六地蔵は山門入って参道左の雨屋の中です。 像高は60cm。像容は左から宝珠に錫杖、宝珠に施無畏印、数珠、柄香炉、合掌、幢幡です。 顔立ちはふくよかで、可愛い表情です。目は半眼というよりは伏せ目です。 手や持物は大きめに造られています。足もしっかりした足先が法衣から飛び出しています。 大きめの頭巾が顔の半分以上を覆っています。 奉造年は分かりませんが、それほど古いものではなさそうです。 当寺は三ツ木阿弥陀堂、本町吉祥院の管理寺になっているそうです。 参道左右に植えられた紅白の百日紅の花が静かに迎えてくれました。 （2019.09） 六地蔵巡りに戻る