四頭身の可愛い地蔵さまです 臥龍山　壽香寺　 青梅市駒木町3-581 JR青梅線・青梅駅の南南西1000mにある曹洞宗のお寺です。 青梅駅から旧青梅街道を西に行き国道411を南に。多摩川を渡って吉野街道と出会うと、吉野街道を東へ400mほど行ったところです。 吉野街道に沿って黄色い土塀が続き、寺号を彫った石柱門に当たります。参道を左に折れると正面に山門、奥に本堂があります。 六地蔵は山門手前左の雨屋の中です。背後壁は墓地との仕切りです。 像高60cmの六地蔵は四頭身で姿形、顔の表情から童地蔵と言って良いくらい可愛い地蔵さまです。 雨屋の奥壁には六地蔵説明の、基壇の前面には地蔵名のプレートがつけられています。 地蔵名と像容は左から鶏兜地蔵（人間）＝宝珠に錫杖、陀羅尼地蔵（餓鬼）＝両手で宝珠、宝印地蔵（修羅）＝幢幡、宝陵地蔵（畜生）＝合掌、地持地蔵（天道）＝数珠、法性地蔵（地獄）＝柄香炉となります。六道名は説明板によります。 彫りは全体に肉厚で、どっしりとした感じです。表面はかなり粗目の仕上げになっています。 庫裏の入り口の壁には「石　ひとやすみ」と墨書された大きな額が掛けられていました。 （2020.01） 六地蔵巡りに戻る