寶光山実相院 横沼寺 足立区伊興4-15-11
東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅の西1100歩のところにある真言宗のお寺です。三叉路の斜め前がやはり六地蔵のある福寿院です
境内は山門のすぐ右手から檀信徒会館、庫裏、実光堂と並び、正面に本堂。山門左手には鐘楼、工事中の地蔵堂?。その先は西の通用門があり、中に白い馬の像を祀った白馬堂、小さな地蔵像を60体以上祀った無縁塔となっています。
無縁塔の先、本堂の左横から墓地となっています。六地蔵はこの無縁塔の台座の下の祠のようなくぼみに祀られています。白馬堂との間が狭く、墓地への参道に面して祀られていないので見逃してしまいそうです。
像容は左から宝珠に錫杖、柄香炉、幢幡、宝蓋、数珠、合掌で、像高は蓮台込みで95cmとやや大型です。
紅い前垂れの鮮やかな地蔵群の無縁塔、小さな地蔵は40cmで中央の地蔵立像は80cmあります。一番上には鋳造の地蔵立像が建っています。
ここには通用門のそばに「享保二十(1735)年」建立の立派な宝筐石塔があり、墓地近くには「文政十三(1830)年」に建てられた馬頭観音の石塔、そのはかにも青面金剛を浮き彫りにした庚申塔などがあります。
斜向かいの福寿院を目当てに来たものの、寺内立ち入り禁止でがっかりしていたので、この寺の六地蔵に出会えて救われた気がします。
しかし、無縁塔の鮮やかな赤前垂れ群に目を奪われて、もう少しで六地蔵を見逃すところでした。
(2017.12)
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