ビルに囲まれた参道に建っています
南縁山正徳院 円乗寺 文京区白山1-34-6
天台宗のお寺。旧白山通りの白山下交差点を国道17号に抜ける道の左手ビルの間に参道があります。参道左に八百屋お七墓所というお堂が建っています。また、本堂左脇の墓所への入り口にもお七墓があります。墓石の一つは江戸の役者・岩井半四郎が建立したものだと言われています。
六地蔵は参道の左、雨屋の中で右手の駐車場に向かって立ち並んでいます。台石にはそれぞれの地蔵名と六道が記されています。像高は75cmで、左奥から金剛源(地獄、経巻)、金剛宝(餓鬼、柄香炉)、金剛悲(畜生、数珠)、金剛幢(修羅、宝珠に錫杖)、放光王(人間、合掌)、預天賀(天上、宝珠に施無畏印)となっています。
敷地いっぱいにまで高いビルが迫ってきていますので、それほど広くない境内の当寺は居心地のよくなさそうな雰囲気です。
(2016.10)
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