現代的な雰囲気の一石六地蔵 西方山浄土院　安養寺　江戸川区東瑞江2-50-2 浄土宗のお寺。真言宗のお寺。江戸川から旧江戸川に沿うようにして走る篠崎街道を何本かの京成バスの路線が通っています。鎌田宿バス停が最寄駅です。 江戸川区には平井にも安養寺というお寺があります。丸彫六地蔵がある真言宗のお寺です。 山門を入ってすぐ左に書院でしょうか、建物があります。本堂は正面で、右手に庫裏があります。庫裏の右から本堂裏手が墓地になっています。 庫裏の手前にある水屋の近くに一石六地蔵があります。天地75cm、左右145cm、厚さ45cmの石をくり抜いて、六体の地蔵を浮彫にしています。円光背を戴いた地蔵が一つの蓮台に二体ずつ乗っています。 姿は３等身で、顔の表情などから童地蔵のようです。小さな像ですが丁寧な造りになっています。全体的には現代的な雰囲気の一石六地蔵です。 像容は柄香炉、宝珠に施無畏印、合掌、宝珠に錫杖、幢幡、数珠の姿で、像高は30cmです。平成19年に寄贈されたもののようです。 近くの西光寺の一石六地蔵と全体の造りが大変よく似ています。同じ石工によるものでしょうか。 （2017.11） 六地蔵巡りに戻る