明光山　龍光寺　江戸川区北葛西4-22-9 真言宗のお寺です。地下鉄東西線・西葛西駅と葛西駅の中間を南北に走る広い道路を北に、葛西橋通りとの交差点を越えて３区画目の左にあります。 太い石柱山門手前右に寺号を刻した石柱が建ち、境内は参道右には石仏、石柱が並び、その奥に小さな大師堂、客殿、庫裏、正面に本堂が建ち、参道右に墓地があります。 本堂前には大きな石灯籠が左右に据えられ、軒下には二つの提灯掛けに提灯がかかっていました。 六地蔵は山門のすぐ左に墓地を背にして並んでいます。像高は82cmで、赤い頭巾に赤い襷を掛けています。像容は左から経巻、宝珠に錫杖、合掌、数珠、柄香炉となっています。錫杖は金属製で頭部に布がはかぶせられています。 台石に奉納者の名前が刻まれた石板が埋め込まれていましたが、年月日はありませんでした。 つくりの特徴としては小鼻が比較的はっきりと作られていることです。 本堂左手前には古い船形の石仏が五体安置されています。観音菩薩が三体と地蔵菩薩が二体です。光背に刻まれた文字からは「享保」や「元禄」が読み取れました。 道を隔てて日蓮宗のお寺がありました。宗派から期待できないと思いながら立ち寄ってみましたが、やはり六地蔵はありませんでした。 （2011.11） 六地蔵巡りに戻る