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星住山地蔵院 善養寺 江戸川区東小岩2-24-2

JR総武線・小岩駅の東南にある真言宗のお寺。江戸川土手を走る篠崎街道の江戸川病院バス停を最寄りにする3ヶ寺の一つです。
南の仁王門を入ると正面に<影向のマツ>の棚が大きく広がっています。奥に本堂、左に影向殿、右に小岩不動尊のお堂があります。仁王門すぐ左に鐘楼、その裏の細い敷地が四国四十八箇所霊場となっており、石仏がずらりと並んでいます。
仁王門と不動堂の間に無縁仏を祀った一角があり、多くの地蔵像、観音像、墓碑が安置されています。
六地蔵はその左右に3体づつが外向きに並んでいます。像高は90cmで、蓮台下の丸台石には地蔵名、角台石には上下12人、24人の名前が刻まれています。
風化や苔でほとんど読めませんが、わかる範囲と地蔵名は推測で掲載します。
左側左から合掌(伏勝地蔵)、如意(??=護讃地蔵)、柄香炉(諸龍地蔵)、右側左から宝蓋(伏息地蔵)、幢幡(禅林地蔵)、宝珠に錫杖(無二地蔵)で、柄香炉地蔵の角台石に「奉造立◯◯◯ 六地蔵尊 ◯◯◯ 享保十六(1731)◯◯◯」とありました。
<影向のマツ>は樹齢600年とかで枝ぶりは30m四方にも広がっています。
また鐘楼のそばには第44代横綱・栃錦清隆(元春日野理事長)が引退相撲をこの境内で催したので、その土俵跡が<影向のマツ>を見下ろす横綱山として残されています。 (2016.12)

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