鐘楼の周りに十六羅漢と六地蔵
直指山 見性寺 葛飾区亀有5-54-25
JR常磐線・亀有駅から500歩の圏内に3ヶ寺があります。その一つで曹洞宗のお寺。駅北口を東に歩き環七通りを越えるとすぐに山門が見えます。山門左に本誓(ほんぜい)観音立像を祀った鳥居と社があります。
境内左には鐘楼があり、その前に区の文化財となっている宝筐塔が建っています。元禄9(1696)年の銘があります。
鐘楼の周り三面に十六羅漢が安置されていて、残りの北側一面に六地蔵が祀られています。
十六羅漢は平成三年に家族供養のために寄進されたものです。鐘楼東正面に石段を挟んで二体、南に八体、西に六体で尊者名が刻まれた大石の上に坐像が祀られています。
六地蔵は上部が丸みを帯びた石柱に円光背を持った浮彫立像が彫り出されています。石柱は高さ65cm、幅25cm、厚さ18cmで、像容は左から柄香炉、合掌、数珠、幢幡、宝珠に施無畏印、宝珠に錫杖となっています。建造は昭和50年だそうです。
やや小さめの地蔵像ですが、顔立ちもしっかりしていて、なかなかいい六地蔵です。
山門正面は赤い屋根の本堂、右に庫裏、鐘楼の左は墓地になっています。
(2017.11)
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