カラフルな衣装で山門の中に 妙覚山普門院　蓮華寺　北区赤羽西2-14-20 真言宗のお寺です。JR埼京線・赤羽駅の南400mの所にあります。旧岩槻街道から入る参道の先に石垣の上に楼閣を載せたような山門があります。 境内は山門の奥に巨大な供養塔が建っており、その右手に本堂・庫裏があります。 墓地は山門から供養塔までの左右と供養塔と本堂の裏手の三ヶ所です。 六地蔵は山門の中、左側の壁に安置されています。山門の扉が開いていると六地蔵の半分が扉の陰に隠れてしまいまいそうです。 像高55cmの小さめの地蔵ですが、敷茄子と反花の付いた蓮台に乗っていますので、基台からは85cmになります。 基台は巨大な一枚石を二段に積み上げていますが、その前面には右から左までびっしりと何十人もの戒名が刻み込まれています。 側面か裏面に奉造年が刻まれていると思うのですが、前面だけしか見ることができません。 像容は左から宝珠に錫杖、合掌、幢幡、施無畏印に如意（右）、柄香炉、宝蓋（左）持ちの姿です。 それぞれに色違いの頭巾、涎掛けを着け、持物には大きな匂袋？を持たせてもらっています。 長い引目と小さな口の瞑想顔で暗い場所に立っていると居眠りしないかと心配したりしてしまいます。 （2019.12） 六地蔵巡りに戻る