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山門前で参詣者を迎えます

医王山 清光寺 北区豊島7-31-7

地下鉄南北線・王子神谷駅の東、約700mのところにある真言宗のお寺。北本通りとぶつかる神谷庚申通りを新田橋の信号まで歩いた先に参道に入る石柱の門があります。
参道奥に山門、その奥に本堂があります。本堂右が庫裏、左は墓地です。
庫裏の前には笠を背負い、椀と錫杖を持った遍路姿の弘法大師の大きな石像が建っています。また、墓地側には永大供養納骨堂、休憩所があり、本堂左に鋳造製の聖観音菩薩立像が安置されています。
六地蔵は山門左手前で参詣者を迎えます。山門が目に入るので、小さな地蔵のように見えますが、やや小ぶりなくらいで像高は62cmあります。
像容は左から宝珠に施無畏印、柄香炉、合掌、数珠、幢幡、宝珠に錫杖となっています。
新しく造立されたもので、造りは耳幅が少し狭いくらいで、これといった特徴はありません。
境内は広くはありませんが、奥行きのある参道と手入れの行き届いた山門などの伽藍が、引き締まった雰囲気をつくっているお寺でした。 (2018.04)

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