三頭身の童六地蔵
松林山 大円寺 目黒区下目黒1丁目8−5
行人坂の途中にある天台宗のお寺。山門を入ってすぐ左手に五百羅漢、右手奥に六地蔵があります。
六地蔵は像高は70cmばかり、三頭身で豊かな福耳を持ったほぼ同じ表情の可愛い6体です。苔むした大木の木陰で合唱しているようにも見えます。
台座には菩薩の名前のプレートがはめ込まれています。左奥から堅固慧菩薩(天上能化)、宝処菩薩(畜生能化)、地蔵菩薩(地獄能化)、宝掌菩薩(餓鬼能化)、持地菩薩(人間能化)、一番手前が宝印手菩薩(修羅能化)で、天道から地獄という一般的な六道の並び順ではありません。
像容は同じく左から幢幡、柄香炉、宝珠に錫杖、合掌、宝珠に施無畏印、数珠となっています。
六地蔵の左を入ると墓地となっています。
参詣を済ませて山門に向かうと、両門柱を背にして小さな地蔵さんが見送りをしてくれました。8月に来た時には気づかなかったのですが。六地蔵と同じ作者?。(2015.11)
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