馬頭観世音と堂宇を並べて 泰陽山霊徳院　東光寺　目黒区八雲1-9-11 東急東横線・都立大学駅の北西にある曹洞宗のお寺です。目黒通りを越え、柿の木坂郵便局の先の信号を左に入ったところにあります。 山門の前に石材店があり、その脇のビルに挟まれた石畳が一つ南の通りまで通じています。これが参道だと思います。 山門の左には正面がガラス張りの建物の幼稚園があります。境内には右手前に鐘楼があり、その奥に数基の大きな石灯籠、七福神像などを安置したコーナーがあります。 正面に本堂、その右は庫裏です。左に小さな堂宇が二つあり、右が観音堂、左が白山堂です。その左から墓地が始まりますが、六地蔵は墓地を背にして堂宇の中に祀られています。左の堂宇内は馬頭観世音菩薩です。 像高100cmの大きめの六地蔵です。像容は左から宝珠に錫杖、柄香炉、合掌、幢幡、引接印？に施無畏印、数珠となっています。 堂宇の柱に古い表札が付けられていたのですが、黒く汚れていて文字は全く読み取れませんでした。 街中にありますが、境内は広く、とくに墓地は広大です。本堂裏には立派な庭園があるそうです。 境内の真ん中に大きなイチョウに木がありますが、隣の日蓮宗のお寺の大木と合わせて＜雌雄のイチョウ＞と呼ばれているとか。 （2017.11） 六地蔵巡りに戻る