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六角堂内で六方向に向かう六地蔵

金洞山無窮院 随應寺 港区三田4-6-20

桜田通り・魚藍坂下の近くには寺町のような一角があり多くの寺院が集まっています。桜田通りに面して山門がある浄土宗のお寺です。
山門を入って境内正面が本堂です。左手に庫裏があり、本堂横まで墓地となっています。右手の塀沿いにはたくさんの石仏が集められています。ほとんどが船形光背を持つ小さめの浮彫像です。
本堂手前は金属柵で仕切られていますが、柵のすぐ内側左に六角堂があり、 その中に丸彫り立姿の六地蔵が石柱を背にして六方向に向かって立っています。
かなり古い作のようで損傷も激しいのですが、姿は錫杖、香炉、数珠、合掌、幢幡、宝蓋ではないかと思われます。
理由はわかりませんが、うち2体がやや赤みをさした色をしていました。像高は90cmです。
(2016.05)

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