image

無縁供養塔の前に並ぶ六地蔵

七星山光徳院 息災寺 中野区上高田5-18-3

西武新宿線・新井薬師駅改札前のバス通りを北に行くと三叉路があり、右斜めに入ってしばらくすると三井文庫本部があります。その裏手にこの光徳院と東光寺が細い道を挟んで隣り合っています。真言宗のお寺です。
参道の石畳の正面が山門です。参道左は車道でその左は瓦屋根付き白壁となっていて、その裏の墓地を仕切る形となっています。
山門の奥に本堂、その左に立派な五重塔が聳えています。
六地蔵は山門を入ったすぐ右の無縁供養のための石仏群の最前列に並んでいます。薄い蓮台(?)に乗った65cmの小ぶりな地蔵立像です。
像容は左から宝珠、数珠、柄香炉、宝珠に錫杖、幢幡?、宝珠に施無畏印となっています。幢幡?の持ち方が珍しいので右に載せました。
建造年はわかりませんが、背後の船形地蔵には「元禄」「宝暦」「明和」の年代が読み取れます。六地蔵も江戸時代のものでしょうか。 (2016.11)

六地蔵巡りに戻る