慈雲山 長泉寺 渋谷区神宮前6-25-12
原宿駅と渋谷駅のほぼ中間、明治通りに面した曹洞宗のお寺。上に灯篭を置いたような門柱と壁の接点に小さな2頭の石の象が参詣者を出迎えてくれます。
山門を入ったすぐ右手の塀に沿って中央の観音像を挟むように六地蔵が並んでいます。
像はやや小さめで70㎝弱。円光背をもつ美しい姿の地蔵です。観音像台石の記述によると明治43年に建造されたようですが、もとは六地蔵とは別に祀られていたと思われます。
本堂左から入る墓地には200体以上と言われる石仏群があります。墓地の一番左奥、JR山手線の線路間際にも六地蔵があります。
こちらは光背を持たない丸彫りの像です。かなり古いもののようで山門の六地蔵に対して裏六地蔵とも言われています。
台石の文字はほとんど読めませんが、それぞれ家族の病死などを悼んで供養されたようです。
(2015.11)
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