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なんだか寂しげな六地蔵です

天長山 永昌寺 杉並区永福1-6-15

首都高速新宿線沿いにある曹洞宗のお寺。本堂の前に立派な枝を伸ばした松が植えられています。
本堂の左横、墓地の入り口に多くの石碑、石塔、石仏が供養塔として祀られています。
六地蔵は供養塔の反対側にあり、それらに見つめられるようにお墓を背にして並んでいます。
像高は62cmの小さな地蔵立像で、像容は左から幢幡、柄香炉、宝珠・錫杖、合掌、宝珠・施無畏印、数珠となっています。
幢幡の柄は短く、肩に掛けないで柄香炉と同じように水平に持っています。
墓地の明るさとは対照的に六地蔵はなんとなく湿っぽい一角に安置されています。色あせ、埃に汚れた帽子と涎掛けは3年以上着せ替えてもらっていないようです。今回もまた花活けには供養花はありませんでした。お世話していた人は?
なんだか寂しげな六地蔵です。
この寺には昔、下高井戸にあった永泉寺に祀られていた玉石薬師のお堂があります。 (2015.11)(2019.05.30:再訪)

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