Daniel Steven Smithさんのテングワールのフォントが有名なんですが、日本語環境で使うのは少々面倒です。何とか使ってみた結果をご報告します。
Smithさんのご好意で、Web Embedded Fontに変換させていただいたので、Windows上のInternet Explorerからは例文のフォントが参照できますからお試しください。
TengwarNoldor_v19E.zip | ノルドールのテングワールフォントです。 |
TengwarQuenya_v19E.zip | クエンヤのテングワールフォントです。 |
TengwarSindarin_v19E.zip | シンダリンのテングワールフォントです。 |
CirthErebor_v11b.zip | キアスフォントです。 |
TengwarNoldor_v19E.zip | TengwarNoldor.ttf | 標準のフォント |
TengwarNoldorAlt.ttf | 上記のフォントのうちアプリケーションによってうまく表示できないフォントを別の位置に移したフォント | |
TengwarNoldorCapitals1.ttf | 大文字1 | |
TengwarNoldorCapitals2.ttf | 大文字2(二重線) | |
TengwarNoldorPostscript.zip | ATMやPostscript用のフォント | |
TengwarNoldor_Help.pdf | 説明(PDF) | |
TengwarNoldor_ReadMe.txt | 説明(text) | |
TengwarNoldor_KeyboardMap.pdf | キーボード配置 | |
TengwarQuenya_v19E.zip | TengwarQuenya.ttf | 標準のフォント |
TengwarQuenyaAlt.ttf | 上記のフォントのうちアプリケーションによってうまく表示できないフォントを別の位置に移したフォント | |
TengwarQuenyaCapitals1.ttf | 大文字1 | |
TengwarQuenyaCapitals2.ttf | 大文字2(二重線) | |
TengwarQuenyaPostscript.zip | ATMやPostscript用のフォント | |
TengwarQuenya_Help.pdf | 説明(PDF) | |
TengwarQuenya_ReadMe.txt | 説明(text) | |
TengwarQuenya_KeyboardMap.pdf | キーボード配置 | |
TengwarSindarin_v19E.zip | TengwarSindarin.ttf | 標準のフォント |
TengwarSindarinAlt.ttf | 上記のフォントのうちアプリケーションによってうまく表示できないフォントを別の位置に移したフォント | |
TengwarSindarinCapitals1.ttf | 大文字1 | |
TengwarSindarinCapitals2.ttf | 大文字2(二重線) | |
TengwarSindarinPostscript.zip | ATMやPostscript用のフォント | |
TengwarSindarin_Help.pdf | 説明(PDF) | |
TengwarSindarin_ReadMe.txt | 説明(text) | |
TengwarSindarin_KeyboardMap.pdf | キーボード配置 | |
CirthErebor_v11b.zip | CirthEreborCaps.ttf | キアス大文字のフォント |
CirthEreborCaps1.ttf | 大文字1 | |
CirthEreborCaps2.ttf | 大文字2 | |
CirthErebor.ttf | 標準のフォント | |
CirthErebor1.ttf | 上下に線が入っている | |
CirthErebor2.ttf | 上下に二重線が入っている | |
CirthEreborPostscript.zip | ATMやPostscript用のフォント | |
CirthErebor_Help.pdf | 説明(PDF) | |
CirthErebor_ReadMe.txt | 説明(text) |
このフォントは通常のアルファベットだけでなく、Latin1でアクセント記号付きの文字等に割り当てている、128以上のコードをテングワールを表すために使っています。ところが日本語環境のMS Wordなどでは、128以上のコードは日本語の半角かな等の記号として解釈されてしまい、英字のフォント指定が無視されて日本語のカタカナが出てきてしまいます。
Internet Explorer4.01またはNetscape Navigator4.0x以降が使える環境の方は、全部英語のままですと元々のヘルプファイルと同じなので省略しました。Netscape Navigatorの古いバージョンの方は、ヘルプファイルでシステムに組み込めたことを確認してください。
逆に追補編に載っている表から、キーボードの位置を示す表も用意しました。<font face="Tengwar Quenya">と</font>とで囲んで、上記キーボード対応に従い、英字を入れていくと、対応するテングワールが表示できます。Another HTML-lintに怒られたくなかったら、<span style="font-family: 'Tengwar Quenya'">と</span>とで囲みましょう。ただし、後者のスタイルシートはWord97がサポートしていません。また、文書全体をLatin1かutf-8にしないとNetscape Navigatorでは日本語になってしまいます。
テングワールのキーボード配置は英語の標準配列のキーボード上でテングワールの表がほぼ再現されるようになっています。テフタはシンダリンでもクエンヤでも付加する文字の後に書きます。同じ意味のテフタが四つずつあるのは、付加される文字の幅にあわせるためです。基本的には小さいコードが割り当ててある方が幅の広い文字用です。乗せて見て調節しましょう。
キアスでは英語の標準配列のキーボード上で左上から順にキアスの番号順のようです。お陰で一桁の文字はコードが一致しています。キーボードにある文字以外は、HTMLでは˜のように記述すると表せるのでそれを表に示しました。
これで書いた文例を次に示しました。Internet Explorer4.01以降またはNetscape Navigator4.0x以降が使える環境の方は、utf-8版をどうぞ。
utf-8版 | 英字版 |
---|---|
『指輪物語』の扉のキアスとテングワール(L) | Lord of the Rings - Title Page Inscriptions |
『指輪物語』のモリア西門の銘 | Lord of the Rings - West Gate of Moria Inscription |
Internet Explorerでは、
Daniel Steven SmithさんのTengwar(t)を参考にしました。ただし、
Daniel Steven Smithさんのフォントは「ポストカードウェア」なので、継続的に使うならば、Thank you for your beautiful fonts.などと書いて記念切手など綺麗な切手を貼ったはがきをDaniel Steven Smithさん(d)に送る必要がありますのでお忘れなく。