ダイハツ シャレード  

(00.6.29補記)
 今回も思いつき罰当たり企画第二段、ダイハツシャレードです。初代はリッターカーという概念を世に定着させた名車(クーペの丸いウィンドーが特徴的でした)。2代目はデトマソ仕様で若者のハートをゲット(?頭悪そう)。そして歴代シャレードの中で一番格好良く、あか抜けていた為、田舎のおっちゃんにそっぽ向かれ、シャレード絶版へのきっかけとなったのがこの3代目です。

 この車の一番の売りは、フロントにブリスターフェンダーをドンとつけ、後ろに行くにしたがって力を抜くという、まるでFF車をデザインで表現したようなスタイルです。エンジンが4種類あったりとか、ジムカーナに向いてる?とかいうのは筆者にはどうでも良いことです。上記したように、田舎のおっちゃんにはまるで理解してもらえなかったスタイルですが、フランスのデザイナーのおっちゃんにはビビッと来たようでルノークリオ(ルーテシア)にまんまパクられています。今回の企画もそこから来ているのですが、あまりに似ているこの両車。シャレードを手に入れた人は、さっさと20万ぐらいかけて青メタに塗り直しましょう(どうせこの代のシャレードを今、手に入れる人なんてお金かかってないのですから)。そしてホイールは自分でスプレーで金に塗りましょう。あっという間にクリオウィリアムズの出来上がりです。写真を見ていただければわかりますが、かなり格好良いです(自画自賛)。世の中で人々が抱いている、シャレードのどうしようもないイメージが払拭されてます(さらに自画自賛)。ガソリンスタンドなどで、この車何ですか?なんて聞かれちゃったりするでしょう(調子乗り過ぎ)。

 さてそんなフランス車チックなシャレードですが、隠し玉があります。ソシアルです。ソシアルというのは、シャレードの4ドアセダン版なのですが、この取って付けたような格好悪いトランク姿が、またとってもフランス車チックなのです。言ってみればプジョー205にトランクつけた309みたいな不格好さなのです。この車をソリッドの水色とか黄土色で、洗車せずに乗るなんてのもかなり格好良い外し方だと思います。


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