マツダ

1-貰っても乗らない。2-格好悪いです。3-普通。4-知り合いが乗ってたら嬉しい。5-今すぐ欲しい。好-好きなデザイン 嫌-嫌いなデザイン(それぞれ同ポイント内での好き嫌い。3の(好)は当然4よりは劣る)。

新車チェック

CX-3(2015年2月発表) (16.8.30記)-試乗済み-

 CX5から始まった現行マツダフェイスは順調に各クラスを網羅し、現在最もヒットするカテゴリーと思われる、コンパクトSUVに到達しました。CX5の頃はただグリルの大きいSUVと言うだけで、それほどスタイリッシュでもなかった鼓動デザインも、コンセプトカーをそのまま具現化したようなビッグセダンアテンザで勘所を掴むと、以後はアクセラ、デミオと、サイズが小さくなる度に凝縮感も上がり、良いモノとしての雰囲気があふれ出すようになりました。

 またアテンザではマイチェンでもその手を休めることなく、後から出た下のクラスに追い抜かれた部分を、フラッグシップとして再度追い抜く念の入れようで、前期型から後期型に買い換える人がいるのも肯けます。正直デミオは本当に格好良くて、新車購入を本気で考えた最近では希有な国産車でした。アーバンスタイリッシュモードの在庫があったらハンコ押してたと思います。

 それほどマツダ鼓動デザインの完成型だと思っていたデミオですが、そのデミオをベースとしたCX3は「まだ格好良くする余地があったのか」と感嘆するほどデミオ以上に格好良くヨダレの出るデザインで、SUV嫌いの筆者でも、街中を走っているとつい目で追ってしまいます。またこのCX3から新色として追加されたセラミックをイメージした白が実に新鮮な色味です。スペシャリティなのだからやっぱりこう言う新色の提案はあるべきで、どこぞの広告代理店や市場調査会社のデータ鵜呑みで、新しい色の提案もしないメーカーは見習って欲しいところです。

 ただ個人的にはそろそろマツダ鼓動デザインも限界じゃないのかな?と考えます。この後出されたコンセプトカー越(KOERU)ではデザインの方向性が薄べったい方向に逃げ始めました。車のデザインは困ったら薄べったくが基本です(笑)。欧州車では金太郎飴デザインなのは当然ですが、国産車でここまで上から下までフルラインナップ同じ顔のデザインを採用した例は殆どありません。と言うことはユーザーに飽きが来るのも早いのではないでしょうか?そうなった時の対策が薄べったくするだけでは厳しいと思います。

 マツダが思い描いているのは、ゴルフのような正常進化しつつちょっとずつ違うモデルチェンジなのかも知れませんが、国産車としては前例の無い金太郎飴作戦ですから「前のよりちょっと違うけど新しい」と言うのを「変わり映えしない=キープコンセプトに逃げた」とユーザーに捉えられるのではないでしょうか?

 となるとマツダが目指すべきなのは、世代毎に主張の違うデザインで金太郎飴化するという方法です。 鼓動デザインに変わる新しいデザイン言語を、次のCX5から提案する。それぐらいの覚悟でないと、日本で金太郎飴作戦は難しいと思います。次のCX5が今よりちょっと薄くてスタイリッシュ程度ではダメです。そう言う意味ではその路線だったCX4の日本導入断念は正解だと思います。

 CX3はディーゼル専用車でお高い車なので、内装はデミオの高い方をベースにしています。デザインはほぼデミオと同じなんですけど、配色などに気を配りスペシャリティ感を演出しています。室内空間は前席は十分も、後席はデミオよりマシとはいえやはり身長180サイズではちょい厳しいです。ただSUVとは言えスペシャリティですから、前席優先で仕方ないんだと思います。でもだったら別に車高が高い必要はないわけで、コンパクトサイズの5ドアクーペなスペシャリティカーが有ればと思わずにいれないおっさんです。

 試乗した感じは当たり前ながら昨今マツダ、デミオに非常に近い乗り味。デミオより車高が高いのだから、その分サスストロークが取れ、デミオより乗り心地が良くても良さそうなんですけど、実際は見栄え優先でタイヤが大きいのが影響。デミオよりドタドタすると思います。元々の足回りの出来が良いので不快というほどじゃないですけど。

 CX3の難点は今のマツダの問題点とも重なります。前記したようにCX3はディーゼル専用車で、その値付けも正直お安くはないです。十分魅力的な車ですし、ただの箱のミニバンに同額出すなら、CX3を是非お勧めしたいんですけど、ですけど。これ出そうと思えばもう少し安い価格帯にガソリン車も出せるはずですよね?

 少し前にマイチェンしたアクセラですが、前期型では最上級グレード扱いだった2.2Lディーゼルに加えて、1.5Lのディーゼルも導入しました。筆者は当初からディーゼルで押すマツダが、大衆車でもあるアクセラの、手に届きやすい価格帯にディーゼルがないのは問題だと指摘していましたが、マイチェンでようやくわかったかという思いです。デビュー時には1.5Lディーゼルが無かったからと言う言い訳はわかりますが、それにしても2.2Lディーゼルに装備を全部乗せであそこまで高価格にする必要は無かったはずです。

 CX3はスペシャリティーカーだから、少しでも高くても買ってくれるだろう?確かにそう考えがちだし、メーカーとしてはそれが幸せなんでしょうけど、「今すぐこのデザインが欲しい!!!」そう言うユーザーもいるわけです。スペシャリティーなんですから、正直ハヤリモノです。欲しいと思った時に乗れなくてはダメなんです。5年後中古になったらなんて時には時代遅れなんですよ。=中古になったらハヤリモノはいらないんです。

 マツダはスカイアクティブテクノロジーと共にデザイン改革も進めて、今までのマツダスパイラル(売れないから大幅値引き→中古車価格下がる→下取り低い→他車に乗り替えられない→また大幅値引きでマツダ買う)からの脱却を目指し、ユーザーに指名買いをしてもらえるようなブランドになろうとしています。この考えはまったく間違ってないですし、基本的には成功して欲しいと思ってるのですが、ほんの5年前まではバカ値引きで車を売っていたわけですよ。その頃からマツダを贔屓にしてくれていたお客さんがまだまだいて、その頃のお客さんが乗り替えようとマツダに来てくれるわけです。

 ところが数年前のような気持ちで車を買おうとしても、お店はあまり値引きをしてくれない。さらに追い打ちを掛けるのが、高品質ブランド化を目指しているためか、気に入った車になかなか買いやすい価格帯のモデルが有りません。

 「アテンザは大きくなりすぎたので、アクセラでディーゼルが欲しい」そう思っても、前期型では全部乗せのバカ高いグレードしか有りませんでした。同じようなことがこのCX3でもあり得ます。CX3のデザインが気に入ってるんだけど、ガソリン仕様が無くてコンパクトSUVなのに高いモデルしかない。そうしてせっかくマツダ車が売れるチャンスなのにお客さんを逃す。

 マツダはちょっと急ぎすぎなのではないでしょうか?CX5以降十分に指名買いをしてもらえるような車を開発できています。だとしたらまずは、他社から「マツダに乗ってみよう」そう思ってお店に来たお客さんに車を買ってもらうことが優先ではないでしょうか?今までマツダスパイラルに耐えてくれていたユーザーにも売れ、新規のお客さんにも売れる。そうやってまずマツダ車好きの分母を増やしてから、忠実なマツダファンを育成し、徐々にプレミアムなメーカーへとなっていけばよいのです。

 ちょっと前まで安売り車(車の出来は別としても)だったメーカーが、なに急にお高くとまってるんだよと。値引きが渋い。価格帯が高い、廉価グレードが無い。まだまだマツダには早いでしょう?これではせっかく車が良くてお客さんの興味も引けてるのに、車は売れません。「わかってくれるお客にしか売らない」マツダ車良い車ですが、さすがにそれほどでは有りません。せっかくのチャンスに売りそびれて、元のマツダに戻らないか心配です。

最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)4

デミオ(2014年9月発表) (15.7.24記)-試乗済み-

 まず何より車としての動的質感の高さと内外装の仕上げが素晴らしいです。納得できる価格帯での国産初のプレミアムコンパクトと言ってもいいと思います。どうしても日本人は、サイズや排気量、価格による先入観で車を判断するので、国産車の小さな高級車/プレミアムコンパクトが成立しない国でした。

 今までも一見それ風のモデルはありましたが、木目調パネルや革シートなどで飾っただけでベースのリッターカーや軽自動車の素性は隠せず、乗ると馬脚を露すようなモノばかりでした。ところがこのデミオは、そもそもの車の出来がキチンとしているため、ベースグレードでもその乗り心地に安っぽさはまったく感じません。

 車全体の剛性感が高い上に足回りがとにかくしなやかです。このクラスではスイフトと並び最高だと思いますし、これより上のクラスでもデミオに勝てない車は山ぼどあります。段差を超えたときの感触は、安い足回りだとドンゴトッとかドンメキッ。ホンダとかだとドンビシッ。デミオはトントンって感じで実に快適にこなします。低級音、変なビビり音も全くしませんので、オーディオ無しでの運転を楽しみたくなります。

 ただ動力性能に関しては、発進時それほど力強くは感じません。ディーゼルの低速トルクの厚さみたいなモノを期待すると、ちょっと肩すかしをくらいます。上級の2.2Lディーゼルと違い1.5Lディーゼルはシングルターボということも有るのでしょうけど、ガソリンに比べてかなり重たいディーゼル仕様ですから、キビキビ感では1.3Lガソリンを評価する評論家が多いのも肯けます。

 外観スタイルは、CX-5から始まったデザインテーマ「鼓動」が練りに練られ、このデミオと次のCX-3でほぼ完成の域に達したのではないでしょうか?のびやかなアテンザにピッタリだったデザインテーマが、コンパクトカーのデミオでも違和感なくまとめられ、けっしてチョロQのような可愛い感じではなく、ギュッと小さいモノに込められた凝縮感みたいなモノが表現できていると思います。 

 近年の車のデザインで意外と重要視されているのがヘッドライトのデザイン。LEDの低価格化で、ライトユニットの中でのデザインの幅が広がり、ヘッドライトのデザイン一つで、車の印象が大きく変わります。このデミオもボンネットやグリルのメッキパーツからの流れなどを生かしつつ、肉食獣のような精悍な「目」を作り上げています。

 デザイン上の不満点は、大きなグリルの中に日本の白いナンバープレートが入って悪目立ちする上に、見る角度によってははみ出ていること。欧州の横型とか、カタログの黒地なら問題ないんでしょうけど、アクセラ共々マイチェンジの最重要課題だと思います。またディーゼルモデルに限り、グリルの横バーが赤に統一されてしまっている点も、ボディカラーによってはバランスが悪く感じます。

 先代アクセラなどマツダ車では良くやることですけど、リアバンパーが思ってるより出っ張っています。衝突安全基準の関係かデザイン代かわからないけど、バンパーをこれだけ出っ張らせるなら、そこを頂点としてリアハッチを被せれば、その分荷室が広がると思うんですけど。

 内装質感は、上級グレードは前記したようにプレミアムコンパクトと言って良い仕上がりだと思います。助手席前のソフトパッド、各所に走るステッチ、塗装ではないメッキパーツ。上級グレードはコンパクトカーとすると安くはないのですが、質感が価格に説得力を持たせています。中級グレード以下は助手席前がカーボン風パネルになってしまいますが、それでも黒色樹脂部の艶のコントロールが巧みですので、メッキパネルと合わせてメリハリの効いた安っぽさとは無縁の室内だと思います。

 気になる点として、イスがマツダのイスとしてはかなり柔らかい感触で、長時間乗ったときにキチンと体を支えてくれるのか若干不安を感じます。どうしても先入観として、国産の柔らかめのイスは腰が痛くなりやすいと言うのがあるので、その不安を払拭して欲しいです。この座り心地で腰が痛くならなかったら、国産のイスも欧州車並みになったと言えるのではないでしょうか?

 総じて、多くの自動車評論家が言ってるように、国産同クラスでは別格の仕上がりです。多少高くても買う価値がある稀有な国産車。この仕上がりを見せられると、いかに他車は手を抜いてるというか、利益優先なのかがわかります。マツダの規模でこの価格でこれだけのモノが作れるのだから、トヨタや日産に本気を出させるためにも、ユーザーはキチン良いモノを選んで購入して欲しいです。

最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)4(好)

ベリーサ

3(好)

デミオ/CX-3

デミオ-4(好) CX-3-4

ビアンテ

ビアンテ-3

アクセラ/アテンザ/CX-5

アテンザ-5 アクセラ-4(好) CX-5-3(嫌)

プレマシー

3(嫌)

MPV

3

ロードスター

4

ボンゴバン

2 



三菱

新車チェック

eKワゴン/カスタム(2013年6月発表)(14.4.24記)-試乗済み-

 今まで軽自動車を自社開発していなかった日産が、三菱と軽自動車製造の合弁会社として設立したのがNMKVです。今回紹介する3代目eKワゴン(カスタム)は、日産デイズと共にNMKVとして最初の車となります。

 NMKVを立ち上げるメリットは、軽自動車開発の経験が無い日産にとって、短期間で失敗無くそのノウハウが学べると言う点。三菱にとっては、ここ10年激減した販売力で新型車の開発費を捻出できないところを、三菱の1.5〜2倍の台数を売ってくれる日産がカバーしてくれ、他社軽自動車メーカーと同じようなペースで開発が出来ると言う点です。

 長期的視点で見ると、軽自動車製造のノウハウを身につけた日産が三菱を切り捨てる可能性が無いとは言い切れませんが、益子CEOが実権を握って以降、縮小政策で新型車の開発がほとんど進まない三菱にとっては、是非ともすがりつきたいプロジェクトだったのではないでしょうか?

 これは三菱ユーザーにとっても渡りに船で、画期的プラットフォームで可能性はごまんとあったiですら開発費の問題で満足に生かせず、すでに開発の終わって絶版車となっていたトッポBJを再登板させるような、貧すれば鈍する状態の三菱から、まがりなりにも最新型の軽自動車が出る恩恵にあずかれました(三菱に見切りをつけて他社ユーザーになれば良いだけですが)。

 また軽自動車のユーザーだけでなく、今までミラージュランサーあいるはコルトに乗っていた小型車のユーザーも、タイ生産のミラージュが、昨今のコンパクトカーの動向を見誤った大外れの安車であったため、乗り替える満足度の高いコンパクトカー/軽自動車を求めているところです。

 そんなわけで三菱ユーザーの期待の星であったeKワゴンなのですが、これが・・・派手ではないもののしっかりとした軽自動車作りが特徴だった三菱と、昔から車の操安性には拘りがある日産が組んで開発した軽自動車が、どうしてこんなモノになるのか本当に理解に苦しむ駄作車なのです。発表当時の雑誌試乗記などではそれほど酷く書かれている印象がなかったのですが、再度検索して読んでみると、筆者が感じたような欠点はすべてオブラートにくるんでやんわりと指摘されていました(笑)。

 まず乗り込む際にドアを閉めた時の音からあれ?っと思わされます。「ババンッ」とドアポケットに何かが入っていてそれがドアポケット内で踊っているような音がします。半ドアかと思い再度閉め直すとまた「ババンッ」。ドア内で何かが当たっているかのような(パワーウィンドーユニットなのかスピーカーなのか)音がするのですがこれが仕様のようです。

 運転席に座ると、見た目の質感はそれなりに高いです。ブラインドタッチが出来ないので、車の操作系としては失格だと思うタッチパネル式のエアコンスイッチも、他社のモノよりはスイッチの大きさ反応の確実さは良いと思います。スポーティー仕様だとやたらと黒一辺倒内装になりますが、黒は樹脂パーツの質感が解りやすい色で、安物を使っているとバレやすいです。この車はその辺りを樹脂パーツそのものではなく、シートの織物に微妙な茶系の色を入れることで対応し、安っぽくなりがちな軽自動車の黒内装をうまくカバーしています。

 フロントシートは一見肉厚で立派に見えるのですが、その調整代が昔ながらの国産車のソレで、なかなか良いポジションが見つかりません。変な位置にランバーサポートの張り出しがあり、これが調整できないのもシートポジションがビシッと決まらない原因だと思います。平板なイスなら自分で体の方を合わせることが出来るのですが、姿勢をある程度矯正させられるこのシートではそれも出来ず、2.3時間乗ると腰や尻に嫌なハリが出てしまいます。

 反対に後席は見た目通りの肉厚しっとり系の座り心地、後席に乗っての試乗は出来ませんでしたので、実際は突き上げなど有るかも知れませんが、イス単体での出来は断然前席より後席の方が良いと思います。

 では運転してみます。試乗したのはスポーティーグレードeKカスタムのノンターボ車。もうね。とにかくぶわぶわです(泣)。ちょっとしたウネリでもあおられスピードが出ていればジャンプ。カーブでは激しくロール。町中の交差点を曲がるだけでもぐらっと傾きます。こんな柔らすぎる足回りでは、快適に運転出来るのは実際30キロ程度まで。21世紀の軽自動車に70年代のアメ車の魂が宿ってます。乗ってて怖いので自動的に安全運転が出来ますね。

 動力性能も、昨今ノンターボでも力不足を感じない軽自動車が増えてきてますけど、eKワゴンは昔ながらの軽自動車って感じです。スタート時アイドリングストップ再始動分出遅れて、さらに力の無さでどんどん追いていかれる。その辺りはCVTのセッティングで調整できると思うんですけど、とにかくカタログ燃費をよくしたいのか、物凄く燃費優先のセッテイングになっています。

 昔CVT黎明期に良く言われていた「アクセルを踏んでも回転だけ上がってスピードが一向についてこない」。今時の車なのにこのまんまの感想を抱きます(笑)。スピードが40キロ程度まで上がると、音はうるさいモノの普通に踏んだ分だけパワーが出る感じなので、とにかくスタート時に燃料を食わさないようにしているのだと思います。百歩譲ってエコモードがこのセッティングなら構いませんが、そんなモノを解除するボタンはどこにもなく、普通に走る車が欲しければターボ仕様を買って下さいって事みたいです。

 あと、バックミラーの形状なのか取り付け位置の問題なのか、終始自分の姿が1/3写ってるのもブサ面としては気に触ります。

 車というモノは不思議なもので、家や保険の次に高額な商品でありながら、あまり現物をチェックしないで購入されていきます。試乗にしてもディーラーの周りを40キロ程度で10分程度なルートがほとんどです。これではその商品がどんなものかはほとんど解りません。実際eKワゴンもこの試乗条件であれば、馬脚を現す可能性はほとんどありません。

 結果、長年培われたブランド力や担当セールスマンの人柄などにより車は買われていくのですが、このeKワゴンを購入した人が、次も日産三菱の軽自動車、担当セールスマンから買おうと思うでしょうか?車なんて車好き以外は善し悪しあまり解らないものだとも言われますが、さすがにこれとムーブやワゴンRを乗り比べたら、どんな素人でも出来の悪さに気づくのではないでしょうか?

 いや担当セールスはむしろ、他社との乗り比べやターボモデルを勧めて、自分の誠実さをアピールすべきです。それが次の商談に繋がる唯一の方法です。正直車としての出来はそれほどまでに酷いです。デザインを気に入ってどうしても欲しいというならターボモデル以外の選択肢はありません。ぐらぐら傾いて危なく、結果スピード40キロ以下で安全運転するしかないノーマルエンジンモデルは、お年寄りのシニアカーとしてならオススメします。

最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)3

ekワゴン/カスタム

3

iMiEV

4

ミニキャブ/ミーブ

3

ミラージュ

2

デリカD:5/ギャランフォルティス/ランサーエボリューションX/RVR

RVR-2 その他-3

アウトランダー

3

トライトン

4

パジェロ

3



ミツオカ



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