日産 セフィーロ2000 タウンライドN 

(97.11.14記)
 初めて自分で買いに行った車(お金は払ってないけど)。でも最初は、あんなにブームになる前のプリメーラを狙ってたんです。それで家族で試乗をしようと言うことになり、最初にプリメーラ、次にセフィーロと乗ったんです。結果は明らかです。この二台を同時に乗ると明らかにプリメーラは堅く感じられ、セフィーロの方が同じ2.0でも六気筒なので静かで乗り心地もよく感じられたのです。家族は当然セフィーロを押しました。筆者はそれでもプリメーラをと頑張ったのですが、当時出たばかりのプリメーラは値引きが渋く、結局セフィーロの一番安いグレードに決定しました。

 さて車としては、結構お気に入りでした。結局5年間、5万キロ強乗ったんですけど、わが家としては長く乗っている方です。この時代の日産車は、バブル前の901思想(90年代にハンドリングで一番になろう)の時で、非常に出来が良かったと思います。FR車だったというのもありますが、足回りがシャキッとしていてキビキビ走り、それでいて乗り心地も良く気持ちよく運転ができました。この後も色々な車の感想がでてきますが、運転してて一番楽しかったのは、いまだにセフィーロだと思います。この時代の日産車の足回りは、本当に良く、後で出て来ますが、同時代のマーク2よりはるかに洗練されていたと感じます(あくまで素人感覚ですが)。そのせいで後に、走り屋に好まれ保険料が毎年上がったのには困りましたが・・・ただ内装の出来などは、やはりトヨタにはかなわなく、前記のマーク2が未だにきしみ音などほとんどしないのに対して(9年3万キロ)、3年を過ぎたあたりから至る所できしみやビビリ音が出るようになり、プラスチックパーツは割れ、インパネの隙間は広がりと色々気になるところが出て来ました。またこの頃から腰痛持ちになってきたため、助手席の中折れ式シートにどうしても我慢ができなくなり、次の車へと換えられてしまうのでありました。


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