(99.1.20記)
さてシーマですが、初代はセドグロのドンガラを変えたやっつけ仕事だったし、3代目は今までの英国調を180度転換し、メルセデスコンプレックス丸出しのデザインと来れば、一番イケてたのはやはりバブル期の2代目でしょう。この2代目あまり目立つデザインではありませんが、実はジャガールックの初代と違い、同じ英国調でもロールスロイスの方を向いているデザインなのです。その証拠にテール廻りのデザインは、最新型ロールスに結構似てますし(2代目マーク2の方が似てますか?)、フロントだってあのパルテノングリルを持ってくれば、ドンぴしゃに決まるはずです。世の中のVIPカー乗り達はこういう良い素材をもっと的確に活かす方法を考えて欲しいものです。
と言うわけで、それを証明する写真がやっと出来ました。やってみたら簡単な合成で済んだんですけど、とにかくロールスロイスのカラー写真があんまり無くって(センチュリーとかプレジデントもそう。一般大衆が乗らないような車って、車雑誌に出てないんですよねぇ)。苦労しました。うん、本当にドンピシャですね。初期型インフィニティに無理矢理着けるグリルパーツよりは、はるかにフィットしてるでしょう。絶対ロールスグリル作れば売れます。