トヨタ マークII 2.0グランデ  

(98.1.14記)
 写真をご覧になるとわかると思いますが、セダンがあった最後の5ナンバーのモデルです。しかもその最後のセダンです。本当はトヨタの車のことウダウダ書いても仕方がないのですが(いくらダメな理由を説明しても、これで満足してる人には最高の車でしょうし)、一応乗ることが多いので簡単に書いておこうと思います。率直に言ってビスタのページとあまり変わりありません。世代的にもほぼ同じですし。ただトヨタのデザインは、大概ビスタから新しいデザインが始まり、カローラ、コロナを経て最後にマークIIとなるローテーションになっているようなので、外装の傾向は似てても内装の趣味がずいぶん違います。ビスタの頃はキャバレーの内装みたいな趣味の悪い意匠でしたが、一回りしてマークIIの頃になると今風のさっぱりした意匠になっています、しかもバブル前の車なので見た目の出来もかなりいい仕上がりです。でもそれだけです。天井は低い、イスのノッチは足りない、後席は狭い、そして1時間で腰、尻の痛くなるシート。例のトヨタ車です。何でこんな車を世界で一番良い車だと思って買うのでしょう?良いのは仕上げだけです。この車も10年目が近づいてますが全然壊れません。さすがです。でも本当にそれだけです。こんな車に乗っていたら、車より先に人が壊れます。日本のお父さんは1週間働いて疲れて、日曜日にこの車でドライブしてまた倍疲れるのです。そりゃ日本経済ダメになりますよ。

 


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