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02.12.16.C5 2.0セダン

 C5のファーストインプレッションで、ATの出来がよろしくないと報告しました。その後も学習機能付きにも関わらず、一向に好転する気配のないATにイライラしていたのですが、C5を長期テスト車に導入している雑誌記事で「ATの初期化を行ったらシフトダウン時のショックが軽減された」と出ていたのを発見。ワラにもすがる思いで、ディーラーにその作業をお願いしたところ、あのうっとうしかった3→2へのシフトダウン時のショックがほぼ国産並にまで軽減されました。それはもう劇的な変化です。
 ディーラーでの説明はいまいち解らなかったのですが、どうやら初期化する際に、それまで蓄えたATデータを消去し、さらに元々のATプログラムも、現状のモノよりバージョンアップされていれば同時に書き換えられるとの事で、初期化されてすっきりしたからシフトショックが無くなったのか、ATプログラムが変更されてシフトショックが無くなったのかは良く解りませんでした。ただ、うちの車は納車直後からシフトショックが出続けていたので、乗り方云々のデータより、単純にATプログラムのバージョンアップが効果有りだったのでは?と思います。
 このC5のシフトショック、何故だか出る車と出ない車が有り、そう言う意味でもATプログラムのバージョンアップ説が肯けると思います。どちらにしてもシフトダウン時のショックに違和感を感じている方は、一度ディーラーで作業をして見ることをお勧めします(ちなみに減速→再加速シフトアップ時のショックは全然無くなっていません)。

02.12.3.C5 2.0セダン

 ようやくリモコンキーが届きました。当初の話では車のボディ側の部品も替えなくてはいけなくて、その部品がなかなか来ないのだと思っていたのだが、実際はリモコンキーの交換のみ。車側はコンピーターを繋いで情報の入れ替えをしただけとか・・・だったらなんでこんなにリモコンキーが来るまで時間が掛かるのだろう?何の為の「シトロエンジャポン」なのだ?まだマツダや新西武がやっていた時代の方が、対応が早いし良かったと思う。新型車の値段づけを見ても、なんかいかにも、フランスから飛ばされてきて仕方なくやってます。的態度でこの先行きが不安です。どうしてプジョーが成功しているのか?そういうデータとかはシトロエン側にはまるで流れないのでしょうか?
 同時にタイヤをダンロップのル・マンLM702に替えました。納車半年程度しか経っていないのに、この渋チンオーナーがなぜそんな奮発をしたかと言うと、貰ったからです。つーか当たったんです(笑)。イエローハットのタイヤモニターキャンペーンに当選してしまいました。こりゃラッキーと言うわけで、低速でのミシュランの固い乗り心地に納得が行かなかったC5のタイヤを速攻で交換して貰いました。だが、この交換作業で問題が生じます。C5のアルミは欧州車などで時々有るセンターに穴の開いていない形で、これではタイヤのバランス取りが出来ないと言う話。当然普通のイエローハットにこのアルミ用のアタッチメントなんか有るわけもなく、取り敢えずタイヤ取り付けのみで作業は終了となりました。
 となれば、ディーラーです。こんな面倒くさいアルミを純正で取り付けているのだから、当然アタッチメントも持っているであろう?上記リモコンキーの修理と合わせて、タイヤのバランス取りもお願いしました。ところがディーラーにもアタッチメントは置いて無く、外注に出さなければならないと言う話。当然バランス工賃も高くなる訳で、1本4500円×4本で18900円(消費税込み)も掛かることとなりました。こればっかりはシトロエンジャポンだけの問題ではなく、旧西武自動車時代から怠けていたから、アタッチメントが各ディラーに無いなんてバカな話になるのわけで。セールスの方は大変申し訳無く思ってくれて、1本辺り500円の値引きをしてくれたのだが、本当色々、シトロエンジャポン。しっかりしてくれと言いたい感じです。

02.11.14.C5 2.0セダン

 やってくれましたGST。
 新西武を乗っ取って関東のシトロエンを牛耳っているGSTですが、吸収のどさくさで新西武にあった代車を廃止にし、レンタカーを貸し出して儲けようと言う極悪非道ぶりです。他にも担当セールスの配置転換やサービス工場の合併など、全くユーザーのことを考えない行動が目に余るのですが、今度は、今でさえ行くのに片道1時間掛かるディーラーを閉鎖し、片道2時間半以上掛かる店舗と合併させた。もう呆れてモノも言えないと言う感じですよ。
 そもそもタダの中古車屋だったGSTがこれだけのしあがれてきたのも、プジョーの好調に助けられた訳で、プジョーがおしゃれだとほいほい買った関東のユーザー達が、もう少し声を大にしてGSTに不満をぶつけていれば、こんな事にはならなかったわけで。外車屋だから代車が無い訳じゃないんですよ。プジョーで外車デビューしたみなさん!舐められてるんですよ!我々は(怒)。
 で、まあそれ以外にも報告せねばならない事はあって、電池切れだと思われていたリモコンキー。実は完璧な故障でした。なんでもイモビライザーごと変えなければいけなくて、部品を本国に手配してはや1ヶ月・・・うんともすんとも言って来ない。このままじゃ店舗移転前に修理するのなんて不可能なんじゃ無いでしょうか?GSTだけでなく、シトロエンジャポンにも本当、とほほな感じ。

02.10.20.C3

 シトロエンジャポン待望の新車C3に試乗してきました。
 クラス的にはサクソとクサラの間、他社で言うとプジョー206、ルノールーテシア、辺りが競合車となるのでしょぅか。見ての通りまん丸としたボディは、一昔前の軽自動車のような印象。だが実際のサイズは頭で想像しているより遙かに大きなモノで、デザインの印象と併せてトヨタのナディアの小型版?と言う感想を抱きました。
 車雑誌などで必ず用いられている表現が「2CVの現代版」と言う言葉です。BMWのミニやVWのビートルほど、そのデザインは先代と似ていると言う印象は無いのですが、背の高さを生かした頭上空間や伝統的なフンワリとした座り心地のイス等、その思想で2CVの影響が確かに感じられる車だと思います。ただし好印象なのは前席に限っての話です。これだけの高さを誇りながら、後席は身長175センチクラスだと足下空間と併せて若干キツイし、イスの出来も前席ほど良いモノではないです。
 内装デザインはメーターパネルに2CVのデザインを踏襲。ただしどちらかと言うと、懐古主義のレトロデザインと言うより、70年代的未来指向が感じられる懐かしいSF風デザインだと思います。その印象はウィンカー音で確固たるモノとなるので、是非試乗してウィンカー音を聞いて欲しいです。内装全体のデザインは、最近のシトロエンの中で一番好感が持てます。プラスチックはプラスチックと割り切って使いながら、安っぽく見せない好デザインです。鳥肌のような独特のシボも、独創性があってなかなかだと思うし、エアコン吹き出し口のパーツも面白いデザインだと思います。
 ただ、デザイン上は安っぽくは見えていなくても、動かしてしまうと唖然とするほど安っぽく感じる箇所が多いのが少し残念です。グローブボックスの開閉感、シートアンダートレイの引き出し感。極めつけはリアトランクのモジュボード。なんかもう町工場が試作品で作ったような品質なんです。アイデア自体は面白いと思います。思うんですけど、この品質でとても保証期間3年間持つとは思えません。ディーラーで見かけたら是非ガチャガチャ動かして見て下さい。子供のペダルカーでももう少しましに作られてると思うんですが。
 乗ってみた印象は、206とルーテシアの丁度中間のような印象でしょうか?206程スポーティーでは無いけどルーテシアより軽快感が有る。ルーテシアよりしっかり感は劣るが206程安っぽくは無い。乗り心地はイスの好印象と共に、シトロエンらしいゆるやかな乗り心地が車速を上げて行くに従って味わえるます。ただ低速では206程ではないですけど、足周りからの振動を拾う事もあります(まぁC5でも拾いますし)。
 個人的に外観に魅力を感じないので、残念ながらそれ程売れるとは思いませんが、何より問題なのは価格でしょう。色々と過剰な装備のせいも有って一番安いモデルで182万円と言うのは1.4リッターの車としては高すぎないでしょうか?ルーテシアが175万から、206に至っては165万円からある事を考えると、シトロエンジャポンの価格設定には疑問が残ります。

02.10.17.C5 2.0セダン

 購入後6ヶ月が近づき、我が家のC5もちょこちょことマイナートラブルが出てきました。もっともどれも走行に影響するようなモノではないので、保証期間中に出尽くしてくれれば。程度の気分です。
 まずリモコンキーがバカになりました。ドアの開け閉めが全く出来ません。単純に考えれば電池切れなのでしょうけど、購入後6ヶ月で無くなる電池ってどんな電池だ?とも思います。だがよく見てみるとリモコンキー自体に構造的欠陥を発見。

 

ドアの鍵を開けるときは図左の矢印のボタンを押して開けるのですが、このボタンが何かの拍子に入りっぱなしになってしまうのです(図右)。当然入っている間は電波を電池が飛ばし続けている訳で、電池の消耗が早かったのも肯けます。で、このリモコンキーのスイッチ部、対策が施されています。ショールームに有ったC5のリモコンキーは中に入りっぱなしにならないようになっていました。これって交換してくれるのかな?
 次にガソリン挿入口の何だかよく解らないワッシャー部が錆びてきました。

これもディーラーにあるC5を数台見たところ、全てワッシャーが黒色塗装されていました。果たして、錆びるので対策が施されて塗られたのか、たまたまうちのだけがラテン魂全開で、塗り忘れたのか微妙なところです(ワッシャー交換で対策)。
 もう一丁。ガラス周りのゴム部に変な気泡を数カ所発見。

今現在このようなモノが3箇所有るのだけれど、これが経年変化で出来たモノなのか、最初っからパーツの精度が悪くて出来たモノなのか、まだちょっと解りません。取り敢えずディーラーで見たC5にも発見されたので経年変化では無いと思われます。ただ無い車もあるので、下請けパーツ会社によっての差なのかも知れない。
 以前にも書いたウオッシャーの警告灯誤作動だが、また頻発するようになってきた。キチンと調べて貰ったところ、どうやら本体は漏れていないらしいが、センサーで感知する部分で漏れているらしく、パーツ取り寄せ交換となりました。

02.6.14.C5 2.0セダン

 C5のセンターコンソールは上から情報モニター、オーディオ、エアコンとなっているのですが、実はスイッチのデザインと配置のせいで結構使いづらいんです。
 写真を見て貰えば解ると思いますが、ボリュームのつまみと助手席側温度設定のつまみが、こんなに近い位置にほぼ同じサイズで存在しています。これだけでも解りづらいのに、夜になるとボリュームの方のつまみはムギ球がポツンと光るのみ、温度調整の方は華々しく、つまみ全周が光るのです。これでは必然的に全周が光る方に人の手は進むわけで、夜中にボリューム調整しようとすると、ほぼ確実に温度設定が変わるという事態になってしまいます。違う用途のモノが同じデザインで近くに有ると言うこと事態がそもそもおかしいのですが、せめて使用頻度が高いであろう、ボリュームつまみの方を光らせることには出来なかったのでしょうか?
 え、何?ステアリング脇にオーディオリモコンがあるからそっちを使えって?いやその通りなんですけど、このリモコンがまた具合の悪いサイズ、形をしています。C5の鍵は結構な大きさで存在感を示しているのですが、この鍵をステアリング脇キーシリンダーに挿すと、あらまぁこれがまたオーディオリモコンと似たようなサイズ触り心地になってしまうんです。つまりステアリング右脇からは、狭いスペースにワイパーレバー、オーディオリモコン、エンジンキーが飛び出ているのです。これで混乱するなという方が無理なのではないでしょうか?
 慣れてブラインドタッチ出来るようになれば問題ないんでしょうが、少なくとも見て触れて確認しているうちは、確実に惑わされるいまいちな運転席周りだと思います。とほほ。

 

02.6.7.C5 2.0セダン

 どうにも乗り心地が固い気がして(速度上げると緩やかなんだけど)、ミシュランのオールシーズンじゃしょうがないかな?と諦め気味だったのですが、ふと思いついて空気圧をチェックしてみた。すると前輪の空気圧、抜いても抜いても規定圧に達しない・・・一体いくつ入っていたんだか?後輪はほぼ規定通りだったので、後輪のドタバタ感はまだ残るモノの全体の印象はいくらかましになりました。納車チェックちゃんとしようよ・・・
 それとは全く別の話ですが、C5はリアにも当然ワイパーが付いている。ワイパーが付いていれば当然ウオッシャーも付いているはずなのだが、一見C5のリアにはそんなモノの姿は確認できない。ワイパーに内蔵されているのだろうと思っていたのですが、先日始めてリアウォッシャーを使ってみたところ、どうも屋根側から流れてきている気がする。あれれ?降りてみて確かめてみると、なんとアンテナ基部にウォッシャーが内蔵されているのです。細かなところにしゃれた工夫がしてあって、ちょっと良い気分(笑)。

02.5.23.C5 2.0セダン

 初回1000キロ点検を受けにシトロエン目白に。
 納車の際クレーム扱いになっていた肘掛けのキズとドアキャッチャーの塗装剥がれの補修も同時に行う。はずだったのですが、担当者が塗装剥がれに対応するタッチアップペンを注文し忘れていてこの日は対応出来ませんでした。購入早々セールスの担当者は別の店舗に行ってしまうし、やはり新西武からシトロエンジャポンへの移行の過渡期(この場合は新西武からGSTへの移行ですが)ちょこまかとした混乱は有るようです。
 点検自体には異常なし。トラブルも、ウオッシャー液を使うと「サービス警告灯」が誤作動すると言うモノが有りましたが、点検後は発生してません。我が家の通例で初回のオイル交換だけはディーラーで行うのですが、今回もバカ高い交換料をしこたま取られる事となり、フィルター交換も含めて9240円です。

02.4.24.C5 2.0セダン

 4月13日に我が家3台目のシトロエンC5が納車されました。まだ高速にも乗っていなければ長距離も走ったことがない。そんな状況でのファーストインプレッションです。
 まず最大の問題点。ATバカじゃん(笑)。うちの94年式のXantiaはたぶん機械式のATだったのでしょう。どんな状況でも70キロで4速に切り替わり、60キロ40キロでシフトダウンしてました。しかしこの最新式の電子制御AT、まぁ迷うのは良い(良くないけど仕方ない)、けどどんな状況でもほぼ確実に3→2に落ちる時に下品なシフトショックを伝えるのはダメでしょう。機械式に比べれば確かにシフトアップはスムーズ、たぶん燃費も最前のスケジュールでシフトして好燃費を導いているのでしょう?だけどどうしてただ3→2に落ちるだけの作業でこんなにシフトショックが出てしまうのか?これだったらまだ機械式のATの方が印象が良いです。幸いうちではユーノス500と言う「後頭部から鈍器で殴られたようなシフトショック」と某自動車評論家が言い表した、凄いATの車に乗っていた経験があるので、我慢できないレベルでは無いですけど、ちょっと改善して欲しいポイントではあります。
 C5はXantiaと比べて明らかに大きくなったボディと、遮音に気を配られた事により、Xantiaより遙かに高級感のある車に仕上がっている。ただこのサイズに2.0Lはさすがにギリギリで、その辺りがXantiaに有った軽快感をそぎ、逆説的にどっしり感→高級感に繋がっているとも言えなくも無いです。最近流行の背高ボディで、腰高な着座位置にも若干違和感が感じられるますが、ハイドラクティブ3は快適な乗り心地を示し、硬質なカプセルの中に入れられて大海原を漂っているようなイメージでしょうか?うちの94Xantiaは初期型で、Xantiaとしては堅めの乗り心地を示していただけに(もっとも最後はBX足でゆらゆらだったのですが)、ハイドラクティブ3のゆらゆら感は結構気持ちの良い乗り心地に感じます。
 デザインについてはかなり気に入ってきました。デザイン評については「01.7.22」の日記に記してある通りですが、とにかく圧倒的な存在感が心地よいです。平面ガラスのようなフロントガラスは見ようによってはCXのリアガラスのようにも見えるし、そのリアガラス自体もCピラーと面一でない独特の処理がデザインされていて感心させられます。トヨタ車のようと言われる、異形ヘットランプも後期型DSやCXの現代的解釈だとも言えるのでは?このデザイン、写真で見ただけでは良さは全然伝わらず、ショールームでざっと眺めた程度でもまだ不十分です。じっくりと穴が開くほどに色々眺めてみるか、しばらく一緒に過ごしてみると、意外なほどシトロエンらしい雰囲気が伝わってくると思う。またこの車も最終型では大人気になる事間違い無しです。なんと言っても待望のシトロエンらしい「クジラ感のスタイル」なのですから。

02.3.29.C5 2.0セダン

 4月からシトロエンの輸入元が新西武からシトロエンジャポンに変わる為、新西武が在庫車の安売りをしているとの噂を聞きつけ、一応不満無く走るモノの先行き不安な(ATトラブル、警告灯トラブル、室内異音増大)Xantiaに替わり、C5の購入を考える。まぁとにかく現場は会社移行で大混乱だったのですが、4月からは値上げもあるとのことで大急ぎで3月中に契約する事となりました。排気量は2.0、色は水色メタリック。詳細は納車後に。

02.2.9.Xantia SX

 左のフォグランプの球が切れたので交換することとに。前に右の球が切れたときにも自分で交換しましたが、相変わらず固くてすんなりとは交換できずに苦労しました(ライトユニットをバンパーから外すのに苦労する)。交換の仕方自体は00年のシトロエン日記に記載。ちなみに交換した球はH3-55Wで700円。


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