99年のシトロエン日記へ(Xantiaエアコンフィルターの交換の仕方有り)
00年のシトロエン日記へ(Xantiaフォグランプの交換の仕方有り)
05年のシトロエン日記へ(C5バッテリーの交換の仕方有り)
01.10.26.Xantia SX |
Xantiaのオイル交換をしに近所のオートバックスへ |
01.7.22.C5 |
ついにXantiaの後継車C5が発売開始。DMが来たので早速試乗させて貰う事にしました。 写真などで見た印象は、多くのシトロエンファンをがっかりとさせるモノだったように思います。日本車が通って来た、丸くとろけたデザインを今更ながら取り入れたのか?と。だけど実物を前にするとそう言う在り来たりなイメージはどこかに消えてしまいます。第一印象としてとにかくマスがデカイ。特に真正面から見たデカさは見事にクジラのよう。そしてそのフロントからまっすぐに伸びていくAピラー。トゥデイでこの一直線のデザインは取り入れられた事がありましたけど、この大型セダンでのフロントからAピラーへの流れは、なかなかの迫力を生み出していると思います。 そして正面のマスのデカさを感じさせる要因は絞り込みの少なさにも有ると思います。日本人が考える丸いとろけたデザインというのは大概前後左右全てにおいて絞り込まれています。だけどこのC5は殆ど絞り込まれていないのです。ドア断面形状を見て貰うと解ると思いますが、頭で想像している以上に平板です。それは車の前後でも同じで、近年の絞り込まれていない車と言うと先代R34スカイラインが思い浮かびますが、C5もあれに匹敵するぐらい絞り込まれていないデザインです。ただ違うのはスカイラインがその線という線を直線でペキペキと引いたのに対して、C5は柔らかな丸いラインで繋いだという点。丸くとろけているのに骨格は四角い。この違和感が実車としてのデカさ→存在感へ向かっているのだと思います。 このデザインの評価は難しいです。率直に言って格好良いのか格好悪いのかはよく解りません。お手上げです。日本人のデザイン感覚からは生まれない理解しにくいデザインだと思います。たぶん本当は格好悪いデザインなんじゃないかと。でもシトロエンにとって他と違う格好悪さは、時としてセールスポイントになりうるわけで。日産プリメーラのデザインが誰の目にも新しく思えるデザインなのに対して(好きか嫌いかは別として)、シトロエンのこれは誰の目にも変な形としての存在感を示す。先進的なようで意外と保守的なシトロエンファンにとっては、このデザインに対する抵抗も強いでしょう。でも今の時代にここまで良くわからないデザイン。それはそれでシトロエンらしく、長持ちするデザインなのでは無いでしょぅか? 車としての出来はどうでしょう?乗り心地に関しては最終型のXantiaの延長線上に有ると思います。高いボディ剛性感、取り付け剛性感によって、ハイドロ特有の柔らかさが最大限に発揮されています。低速での乗り心地もまた一段素晴らしくなったように感じますが、それがハイドロの性能アップから来ているのか、各部の取り付け剛性感のアップから来ているのかはちと解りません。ただ初期型Xantiaから最終型Xantiaに乗り換えた時ほどの感動はXantia→C5では感じないと思います。 ドアを開けて乗り込むと、相変わらずドアの開閉音は安っぽいです(笑)。ただ室内のプラスチッキーな印象はおおむね消えていて、インパネの柔らかい樹脂のシボレベルも上がったし、2.0Lモデルのセンターコンソールもクサラのようなプラスチック丸出しではありません。3.0LのウッドパネルもXantiaの時のような外したくなる程酷いレベルでは無く、ギリギリ我慢できるレベルぐらいにはなってます。AT周辺はアルミ調の今風に高級感溢れるモノとなり、ハイドロの高さ調節はついに電気式のスイッチになりました。エアコンも左右独立で温度調節でき、小物入れも劇的に増えています(運転席脇の小物入れの奥行きの深さには驚かされる)。とにかくXantiaの事務的な印象とは大違いで、国産車から300万の車として乗り換えて不満の出ないレベルぐらいにはなったと思います。 この車が316万円から。ハイドロは5年20万キロまでメンテナンスフリーなのだそうです(但し保証では無いと言うところがミソ(笑))。Xantiaの最終型は最後駆け込みでバカ売れしたそうですけど、ほぼ同じ値段でこの装備、この出来映え。形さえ納得すれば遙かにこちらの方がお買い得度の高いバーゲンプライスだと思います。取り敢えず乗ってみて60キロ以上で走ればその良さは伝わるはず。今の世の中300万出して、これ以上の満足感のある車を買うのは不可能だと思います。マークIIなんて買っている場合では無いですよ。 |
01.7.8.Xantia SX |
車検。前回と同じく近所の田澤自動車に出す。スフィアをBXのモノに全取っ替えしているので、前記したリターンホースの漏れとバッテリーの交換だけをお願いした。掛かった費用はこちらへ。相変わらずバッテリーが高いよなぁ・・・ |
01.6.13.新型クサラ |
新西武から案内が来たので、新型クサラを拝みに行ってきました。 新しいC5風のフロントにはそんなに違和感を感じませんでした。マイナー前と殆ど変わらなかったリアとのまとまりも悪くないと思います。試乗しての印象としては「これで良いじゃない?」フランス車試乗記の常套句だが、柔らかいシート、緩やかな乗り心地、ハイドロで無くてもこれで良いのでは?試乗している間には、確実にそう思わすだけの乗り心地を提供してくれます。低速段差でタイヤサイズの問題もあり意外とドタドタしますが、ボディ剛性感はまた上がったようでミシリともしないので不快感は少ないです(ただし購入後半年ぐらいでの剛性感の低下が無いとは言えませんが)。2.0Lクラスがこの価格なら外車デビューとして申し分ない車だと思います。 但しそれはあくまでも車の性能面での話である。室内のイメージははっきり言って絶望的に安っぽいです。マイナー前にはチタン風塗装が施されていたインパネも、今回のモデルでは素のプラッチック丸出しになりました。本当に何のシボの加工もしていないので、これはこれで潔いのかも知れませんが、これを受け入れられない国産車オーナーは多いのではないでしょうか?後付けを拒否するかのようなオーディオ周りのデザインも、脱力するぐらい安っぽいですし、こんな事なら適当な市販デッキを付けておいた方が、遥かに見映えが良いと思うのですが(現にマイチェン前はそうだった)、フランス人の考えることは良く解らりません。 |
01.5.22.Xantia SX |
実は2ヶ月ぐらい前からハイドロオイルが漏れてます。写真を見て貰えば解ると思いますけど、タンクに戻ってくるリターンのどれかから漏れてタンクの上に貯まっているようです、最初はパッキンを疑ってそれ相応の工賃も取られて直したのだが効果無し。んでリターンホースのどれかだな?って感じなのだけど結構高いのと(長いしね)、車検が来月なので様子見つーことで、チョビチョビ足して誤魔化してます。ATの不具合と併せて、いよいよ持って他人に売りつけれるような状況では無くなってきた。動かなくなるまで乗りそうだなぁ・・・
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01.4.5.Xantia SX |
個人売買でアルミを購入。
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01.3.28.Xantia SX |
Xantiaのオイル交換をしに近所のオートバックスへ |
01.3.15.Xantia SX |
大試乗会でも記したが、2000年度モデルのXantiaの出来の良さに大変感動したので、うちの94年式モデルを何とかあれぐらいの(無理だって)レベルにまでする事が出来ないか?と思い、これから色々改良していきたいと思っています。その第一段、乗り心地の改良としてスフィア交換をする事としました。 と言ってもただスフィアを交換しただけでは、劣化したモノが元のレベルに戻るだけなので、今回は他車種のスフィアをつけて見る事とします。ネット上でも同様の改造を行っている方は結構居て、その場合フロントがBX-TRS用、リアがCXサルーン用というのが多く見られる施行例なのですが、日頃お世話になっている田澤自動車のアドバイスとして「昔のシトロエンに乗っていた人ならともかく、Xantiaをメインに使ってる人には、それじゃぁ柔らかくなりすぎるんじゃないかなぁ」と頂いたので、取り敢えずリアもBX-TRS用でチャレンジする事としました。スフィアは1個7800円、これに工賃が1個あたり2000円掛かって総額4万円ほどの出費となったわけだけど、普通の車のショックを替えるとこれの数倍の出費となるわけだから、本当にこのスフィアと言うシステム?もっと評価されて良いモノだと思います。 んで、肝心の乗り心地はどうなったかと言うと、もう劇的大変化です。いわゆる頭の中で思い描いていたシトロエンの乗り心地=「雲の上に乗った感じ」そのものなのです。なぜみなこの仕様になっていないのか不思議ですよ。確かに独特のゆらゆら感を達成してしまった反面、ハンドルを切り返さなければいけないような場面では、反応が怠くなってしまったり、多少お釣りが来るようになってしまいました、でも元々シトロエンを選ぶような人は、そのようなシャープなハンドリングはある意味望んでいないのだから、この仕様の方がよりシトロエンらしさを堪能できると思います。また反応が鈍くなったと言っても、ほぼ毎日運転しているうちの母がその変化を感じ取らない程度のレベルなので、さしたる影響も無いと言えましょう。 ただ、なまじ乗り心地が良くなったせいで、大きな段差などを乗り越えた際のショックが余計に気になるようになってしまったので、次回以降の改良項目として「ボディの剛性感」をいかにして上げていくか?立て付けの悪さから来る「ショックの際の異音」の低減?が上げられるようになりました。 |
01.2.21.Xantia SX |
どうもヒーターがなかなか暖かくならないなと思っていて、よく考えたら上記の99年シトロエン日記以来エアコンフィルターを変えていないことに気づく。まったくもってズボラ全開で大笑いです。 たしか去年、一度外して掃除機で綺麗にしてまたはめると言う横着をして誤魔化したので、本当にまる2年ぐらい変えていなかった訳で。取り外してみてびっくり、真っ黒でこれじゃあ空気も通るまいと言う惨状でした。だがそれでもこのバカは、取り敢えず掃除機で吸ってみた。まるで効果無しです。しかしバカはさらに頭を捻ってみた。「洗おう!」洗面所で中性洗剤ぶっかけてブラシでゴシゴシした。ドンドン黒い汁が出てくる。だが端と気づく。「これって花粉も通さないほどのフィルターなのだから、ここに貯まっているモノは相当な有害物質なのでは?」ちょっと気分が悪くなって、心なしか呼吸の仕方も遠慮がちに(←なるべく悪い空気を吸わないようにしてるらしい)。そんなこんなでフィルターが綺麗になったかというと、綺麗にはなりました。だがブラシでゴシゴシこすったフィルターは、繊維がケバケバになってしまいおよそ使えるモノではなくなってました。これは「新しいモノを買いなさい」と言う車の神様の教えだと痛感し、田澤自動車までフィルターを買いに行き、99年のシトロエン日記通りの手順で交換。足下からもしっかり熱風が出てきて、冷え性のおいらも大満足です(冬前半無駄に過ごしたよ)。 |