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08.12.28.C5 3.0セダン

 新型C5にようやく乗ってきました。発売当初はディーラーが混んでいてゆっくり試乗できないだろうと思ったのでのんびりめな対応。セダンの3.0Lモデルを渋滞に巻き込まれながら30分弱試乗をさせて貰いました。

 まず物議を醸しだしているデザインの印象。確かに写真などを見るとドイツ車の影響が感じられるあんまりシトロエンらしく無いデザイン。それでは実物はと言うと、そんなドイツ車云々よりも「うすらデカイ」印象の方が大きく勝ってしまう感じです。踏ん張ったフェンダーのデザインも有ってとにかく幅広でデカイ。旧型C5も出た時はかなり「うすらデカイ」と思いましたが今回はそれ以上です。プジョー407とプラットフォーム共用なので、407のうすらデカイ感も引き継いじゃってる印象。

 筆者がシトロエンのデザインを語る時に持ち出す「クジラ感」ですが、少なくともフロントに関しては充分クジラ。残念なのはフロントの踏ん張った感が、そのままリアにも用いられている点。一般的に考えれば、当然リアも踏ん張った方が安定感があって「らしい」デザインなんですけど、シトロエンならやっぱりリアは少し絞られていたいところ。このセダンのリアには自信が無いのか、カタログでも8:2のショットが1枚有るだけで、リアの踏ん張り感はカタログでは解りません。

 内装は確かに高級感は出て来た感じです。少なくともBXのマイチェン以降続いた、一般的なデザインだからこそ露呈してしまう安っぽさ見たいなモノは払拭できています(BXマイチェン以前は、デザインが革新的だったので素材がプラスチック丸出しでも、安っぽくは見えなかった)。ただ正直メーター回りを中心に猥雑過ぎる印象。これも昨今のドイツ車を中心とした世界的流行なんでしょうけど、C4には有ったシンプルな新しさ、みたいなモノはまるで有りません。

 個人的にはデザインで買いたくなる程の形では有りませんが、買いたくなくなる程酷いデザインでもないので、これはこれで良いんじゃないかと。何より、今までシトロエンを買おうなんて思っていなかった人達が、買う気になってくれるのならこれはこれで良いんでしょう。どうせシトロエン乗りはハイドロならそれだけで買う人が多数でしょうし。

 で、肝心な乗り心地ですが、これはもう充分に高級車。静かですし、乗り心地もハイドロらくして抜群。代々のハイドロ車の欠点、低速でのこつこつ感や、足回りの取り付け剛性感がちゃちいような感じは全くありません。段差を越えても「どんぐしゃ」みたいなものは感じられずに、とんとんと軽快にいなしていきます。これが3.0Lだからなのかは、2.0の試乗車が無かったので解らないのが残念ですが、2.0Lもこうなのであれば、400万円と言う価格も高くは無いかなと言う気にさせられます。

 結論として、他社の400万円クラスの車と充分に張り合える実力を持っていると思います。特にシトロエンにはハイドロの乗り心地と言う大きな強みを持っていますので、プジョー407あたりよりはアウディやベンツのユーザーの心を動かす可能性は高いと思います。見に来たお客さんを取りあえず乗せてしまえばノックアウト出来るってのは強いです。

 問題は「シトロエン」に対するイメージですね。シトロエンに乗っている身としては、今のシトロエンはあんまり壊れないと言う事は解っています。でもシトロエン本社、輸入元の対応は正直あまり良いとは言えません。リコールやクレームへの対応は、ディーラーのガッツ次第というのが悲しいところです。購入したディーラーがユーザーの事を親身に考えてくれるようなディーラーなら、買って後悔するような車では有りません。でも輸入元の言いなりなディーラーで有れば、その対応の悪さに「2度とシトロエンは買わない」となってしまうかも知れません。

 今回のC5はシトロエンに今まで乗らなかった人にも買ってもらいたいと言う思いが強く出ています。では今までシトロエンに乗っていた側から見るとどうでしょう?一番のネックはやっぱり値段が高く感じられてしまう事。ハイドロの安い方は大体300万円前後。シトロエン乗りにはこう言う感覚が有ったと思います。きざしは先代C5のマイチェン時から有りましたが、やはり400万円となると普通のサラリーマン家庭としては手を出しにくい価格です。そしてその手の出しにくさはサイズにも言えます。先代C5もボデイが全然絞り込まれてない為、ミラーからミラーの幅は全幅の表示以上に幅広でした。でも新型のサイズは余りにも大きすぎる感じです。

 今回のC5は欧州では金属サスモデルもあるわけです。そう言う作り分けが出来るので有れば、次期C4にハイドロ搭載車を設定して貰いたい感じです。1.8Lでハイドロ、300万円。その辺りがシトロエン好き、ハイドロ好きの望んでいる車では無いでしょうか?新型C5は実に良い車でした。でも、多分我が家ではこの車を新車で購入する事は無いでしょう。価格、サイズ、そして信頼していたシトロエン川越の撤退。5年経って中古が200万円を切るようになって、ようやく手が出せる感じです。それまで我が家の旧型C5が頑張ってくれると嬉しいのですが。

08.12.27.C5 2.0セダン

 しばらく前にメーター交換のリコール案内が届きました。シトロエンのメーターと言えば、指針がプラプラ揺れたり動かなくなるのは仕様のようなモノだと思ってましたが、珍しくリコール対応。シトロエンジャポン時代からとにかく、クレーム、リコールの対応が悪かったメーカーなのに何故?これが通るのなら、あれもこれもと思っているユーザーは多そう。

 取りあえず走る分には影響無さそうなので、5万キロ突破するまでは交換しないでおこうと放置。無事昨日5万キロ突破しましたので年明けにも対応して貰うつもりです。

08.9.25.C5 2.0セダン

 オイルレベルゲージ交換

 シトロエンお約束のオイルレベルゲージの劣化。C5の初期型のモノは、金属製のゲージにゴム製の持ち手。熱がゴムに伝導してゴムを劣化させるのか、案の定ボロボロになってゴム部分だけ脱落しました。

 素直にあきらめて田澤自動車に注文。消費税込み2205円で新品になりました。新品は対策品なのか、デザインも素材も全く違うもの。持ち手がプラスチックでO状の形をしていれば、ゲージ部分も途中まではプラスチック。オイル量を量る部分だけ金属製になってました。

08.8.4.C5 2.0セダン

 オイル&フィルター交換

 去年10Lまとめ買いしておいたAgipを使ってオイル交換。フィルターはガソリンスタンドにC5用など常備しているわけもないので、いつものように田澤自動車で購入持ち込み。フィルター&ワッシャー代が1785円。交換工賃が525円。

 ただこのガソリンスタンド(浦所街道で一番安いと思われる店)は、オイル交換後の客との目視チェックもしないし、替えたフィルターも見せないのが怪しいところ。そう言う点は所詮バイトだらけのガソリンスタンド。整備工場やカー用品店ほどのキチンとした社員教育を期待する方が無理か?

08.6.1.C5 2.0セダン

 室内側ドアハンドルレバー交換。

 前回記したように運転席ドアのインナーリリースハンドルの修理交換をしました。写真撮り忘れちゃってるので上手く伝わらないと思いますが、とにかく金属製のリリースハンドル部分根本にヒビが入ってしまって、そのせいでテコの原理が上手く働かず、ドアが1度で開かない状態でした。

 作業自体は1時間程度。部品代が5940円、工賃が3200円で合計税込み9597円。

08.4.23.C5 2.0セダン

 12ヶ月点検。

 点検自体は問題なく終了。ただ今後不具合が出るであろう場所を予告される(笑)。一つはフロントサス&リターンホース周辺からオイルのにじみ。触ってもべとつくような状態ではないので、まだそれ程問題ないけれどC5のウィークポイントでも有るので、駐車場のシミには注意して下さいとのこと。でもうちの駐車場は土なんだよなあ・・・

 二つ目は運転席側フロントガラスが落ちる前兆有りとのこと。開ける時に「バキッ」と言う音がし出すと危ないらしい。Xantiaの時も経験しているけれど、修理はユニット交換なので5万円コースらしい。

 運転席ドア周りでは修理待ちの不具合も一つ。室内側のドアハンドルがしばらく前から下方に5ミリほどずれていて、ドアを開ける時に上手く機能せずにドアが開かないことが有る。今回の12ヶ月点検でついでにチェックして貰ったところ、金属製のドアレバーにヒビが入って破損しているので要交換。こちらは工賃込みで1万円コース。最悪折れて室内からのドアの開閉が不可能になります。とほほ。

08.3.7.C5 2.0セダン

 タイヤ交換。

 ミシュランは長持ちだけど固くて嫌いなので、うちではタイヤ交換のインターバルはほぼ2万キロでやって来ます。今回もローテーションなどはきちんとやっていたモノの、やはり2万キロほどでミゾが殆ど無くなり交換となりました。 予算は工賃込み総額が5〜6万円以内。4月から原油高の影響でタイヤの値上がりが決定されているのでタイミング的には実にベストなタイミングでの交換です。

 購入先は、フランス車の真ん中穴無しの特殊アルミホイールでもバランスの取れるアタッチメントをキチンと常備しているオートテック以外に選択肢は無く(他は持っていてもバランス取り4本8000円とか取られちゃうので)、前回購入した上福岡店が閉店中なので新座店に行きました。

 うちのタイヤは、純正ミシュラン→ダンロップのル・マンLM702→グッドイヤーのイーグルLS2000と来てるのですが、予算内に収まるのは前回と同じイーグルLS2000。若干予算オーバーでブリヂストンのBスタイルEXと言う感じで、さすがに同じ銘柄2連ちゃんはつまらないので、ブリヂストンで価格交渉。ブリヂストンは既に3月から値上げ済みとの事で、その辺を元に交渉した結果56000円との提示。どういう仕組みでそんなに引いてくれるのかは解りませんが、充分予算内に収まるので購入決定となりました。

08.1.29.C5 2.0セダン

 順調にボロくなっている話。

 さて、Xantiaの頃は6年も乗っていると色々とガタピシ来てたわけですが、幸いC5は抜群の信頼性で、走れなくなるとか走っていて不安になるようなトラブルは、今のところ全く無いわけですが、そこはそれ腐ってもフランス車と言うわけで、微妙に気になるトラブルは出て来ました。

 一つ目は運転席側の後席だけカギが開かない事があると言う事。リモコンキーでガシャってやって、乗り込む前に来ているコートなんかを脱いで後席に放り込もうと思うと「痛てっ」。カギが開いてなくてドアハンドルで手をぶつけるわけですよ。何度かガシャガシャやってると開くんですけど、中に居る時に誤作動して閉じこめられたりしたらいやーん。

 二つ目はガソリンメーターがおかしいと言う事。ガソリンスタンドで満タンにしても針がMAXまで行きません。セルフでストッパー止めをしているので、多分ガソリンは満タンなはずなので、純粋にメーターかセンサーがおかしいのだと思います。

 共に走る分には問題ないので、しばらく様子見って感じです。


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