2001. 3.14 高橋誠
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内容 |
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ねがえりを[打/う]って |
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船の掃除にかかる時間や、 |
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階段を[上/あ]がりながら |
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[おどろきモモの木サンショの木!/おどろき、もものき、さんしょのき!] |
Jibbooms and bobstays! |
みんな[どろ/泥]のように |
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満ち[しお/潮]になっても |
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なかなかの上陸場[/所] |
Nice bit of hard. |
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くるりとねがえって[、/]寝だなから出てみると[/、]ほかの子どもたちもみな、じぶんと[同/おな]じことを |
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やっと階段を半分ほどあがったとき |
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あと、四、五時間しかねむれないんだ。 |
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高い雲が足早に流れ、空はいっぱいの光[り/]だった。 |
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もう一度ねた[方/ほう]がいいわよ。 |
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船を足で[た/立]たせる場所を |
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足で[た/立]たせる…… |
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それに、船を足で[た/立]たすには |
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一日[中/じゅう]必要ではないかも[知/し]れないし |
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一、二時間、船はしーんとしずかになった。 |
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[巻きあげ機/ウィンチ]ががちゃがちゃ音を |
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石油ストーブに[あたら/新]しく |
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だれかが「[エンジン/機関]!」といいかえした。 |
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ぼくがいくまで[エンジン/機関]を[かける/うごかす]なよ。」 |
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船室[中/じゅう]をてらしていた。 |
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きのう霧に[め/目]かくしされた |
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[エンジン/機関]が鼓動している。 |
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ごくゆっくり[すす/進]んでいることが |
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船が[向/む]かっている |
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一[ヵ/か]所、土地がこぶのように |
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海図にある谷をかくしていた。 |
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船がすぐ下を通った[時/とき]、[エンジン/機関]の音をこだまさせた |
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丘の[うし/後]ろは高い尾根があって |
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この湾と南側の湾を分ける |
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海に[向/む]かって走っていたし、絶壁の[向/む]こうの外海では |
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ほんのちょっと[エンジン/機関]を動かせばいいんだ。 |
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そして[今度/こんど]は船首からではなく |
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船尾からついてくるのではなく[/、]いかりをつんで[、/]右舷の[横静索/シュラウズ]につながれていた。 |
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[舵/かじ]はスーザンが |
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すぐになにかほかのことを[や/す]るつもりにちがいなかった。 |
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霧が[晴/は]れるとすぐ見えたわ。 |
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前端を[横静索/シュラウズ]のそばのボールトで |
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物語にはおあつらえ[向/む]きの場所 |
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絶壁を[み/見]ながらいった。 |
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いかり綱をくり出し[ていっ/]た。 |
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わしが[舵/かじ]をにぎって |
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シロクマ号は岸に[向/む]かって進んでいた。 |
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プロペラをまわさなくなった[エンジン/機関]は、[急/きゅう]に鼓動を |
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湾の入口とその[向/む]こうの外海を |
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シロクマ号の[やりだし/ボースプリット]が |
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もう[頃合/ころあい]だ。 |
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フリント船長は[舵/かじ]をはなれて |
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左右から岸辺まで |
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[エンジン/機関を]うごかして |
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「[エンジン/機関]をとめろ。」 |
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[エンジン/機関]の音がとまり |
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息を切らしながら |
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[今度/こんど]のはごくかすかな |
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さあ、[今度/こんど]は足をさげよう。 |
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おろす時間は十分あるよ。 |
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支柱の上端は、[横静索/シュラウズ]にしばりつけられた。 |
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左舷の支柱も同じようにして立[て/っ]た。 |
The same thing was done to the leg on the other side |
竜骨と左右の足で |
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「服を着た[方/ほう]がいいわよ。 |
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みんながおかゆを[食/た]べはじめたとたん |
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[全員が、/]前部甲板[/のはしご]と後部甲板の階段をどかどかのぼ[る音がし/って、全員が甲板に出]た。 |
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There was a general stampede up the companion and up the fo’c’sle ladders. |
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あと二時間たてば、 |
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ちゃんと[食/た]べてしまいましょうよ。 |
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岸を走らせとく[方/ほう]がいい。 |
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「わたしたち、探[険/検]するわ。」 |
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[食/た]べものをかたづけちゃってよ。 |
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[陸地/上陸]組が[で/出]かけられるように |
the land party |
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「[陸地/上陸]組!」 |
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計画をいっぱい[ひ/秘]めたまなざしで |
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忘れずにもっていかなくてはならないものを[/、]頭の中で[、/]ざっとならべてみた。 |
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「[ちい/小]さい海図をもっていってもいい?」 |
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「地名なんか一つも[か/書]いてないんだぜ。」 |
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「じぶんたちの名[前/まえ]を書き入れるわ……まず第一に船[底/体]掃除湾。」 |
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航海の間[ぢ/じ]ゅう] |
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風上に[向/む]かってゆれながら間切って[行/い]く時 |
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[突然/とつぜん]死んでしまった。 |
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ほかの人も[同/おな]じように感じているかどうかと[/、]おたがいの顔に |
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たいてい[同/おな]じなんだ。 |
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「先端がさがって[/い]ちゃ、[地についてもかたむか/底についたとき前のめりになら]ないかな?」 |
‘Won’t she settle on a slant with her nose down?’ |
「たいらなところでは[かたむく/そうなる]ね。」 |
‘She would on flat ground,’ |
「わたし、もう十分に[食/た]べたわ。」と、ナンシイがいった。「上へ[行/い]って見てみるわ。」 |
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ロジャは立ち[上/あ]がって、ちらっと[昇降口/ハッチ]の階段を見たが |
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もう[ひと/一]切れパンをとった。 |
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「あたりまえ[じゃないか/だろ]?」 |
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「今[食/た]べといた[方/ほう]が |
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あまりたくさん食糧を[持/も]っていかなくて |
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スーザンは笑っているのか[しら/な]?」 |
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「遠くまで[行/い]けば |
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カメラは[絶対/ぜったい]にぬれない |
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今の[方/ほう]がずっとらくだから。 |
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「[折/お]りたたみボートをおろしたら |
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ほとんど[ぴしゃんこ/ぺちゃんこ]にたたみこまれて、船室のあかりとりのところにしばりつけてある[/ので]、おかしな形に[なった折/見えるお]りたたみ[/式]ボートを見ながら |
looking at the queer shape of the folding boat, stowed almost flat, and lashed alongside the skylight. |
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あかりとりのところに[こし/腰]かけて |
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「水夫印・最上品質・[金メダル||付着物よけ]ペンキ」 |
Gold Medal Anti-fouling Paint |
ペギイが前部[甲板の昇降口/ハッチ]から頭を出した。 |
Peggy put her head out of the fore hatch. |
おべんとうをつくっといた[方/ほう]がいいか |
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「その[方/ほう]がずっといい。おひるを[食/た]べに |
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船首の[やりだし/ボースプリット]から[水/波]切りまで |
Captain Flint climbed heavily down to the dinghy by way of the bobstay. |
ボートの[とも/船尾]にすわった彼は |
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「[/あれはいてれば、]ぼくら[がはじめるずっと前に/よりずっとはやく]、[しごと/仕事]がはじめられるから。」 |
‘He’ll be able to get going long before we can.’ |
「じゃ[/、]右舷からはじめるのね。」 |
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まったく時間の浪費だわ。ここの[方/ほう]が十倍もいい。 |
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「探[険/検]隊は出発した[方/ほう]がいいんじゃない? |
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「[行/い]きたくなかったら、[行/い]かなくたっていいのよ。」 |
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「でも、[行/い]きたいのよ。」 |
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「内陸部へはいって[みたところで/なにをみつけたって]、船の掃除の半分もおもしろ[いものだって、みつかりゃし/か]ないわよ。」 |
‘You won’t find anything inland half so exciting as this,’ |
「いや、ぜったい[みつかる/そんなことない]よ。」 |
‘I bet we do,’ |
「ほんとうの探[険/検]になるわ。」 |
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毛のかたいブラシをもって |
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探[険/検]隊も出発しかねた。 |
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水中を[ある/歩]いてフリント船長のところへ[行/い]き[/、]いっしょに仕事を |
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そのときまでみんなといっし[よ/ょ]に待っていた |
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「何時に帰ってくればいいの?」 |
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「この人たち、何時に帰ってくればいいのかしら?」 |
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「ああ、七時[頃/ごろ]だな。」 |
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すぐに[、/]霧笛をならして |
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あの山の[向/む]こう側に |
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海図には[書/か]きこんでないわ。 |
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シロクマ号に背を[向/む]けると |
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未知の国の探[険/検]隊となって、 |
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