2001. 4. 2 高橋誠
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変更 内容 |
英語表記 |
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内容 |
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[彼/かれ]らの心からの |
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シロクマ号の[墻頭横材/クロストリーズ]で見張っている |
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ディックほどしあわせな気もちを[持/も]ったとりこは |
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本能的に[いっしょう/一生]けんめい |
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今は[、/]老人のふしくれだった |
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車道を[行/い]くとりこ |
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本土に[向/む]かって航海 |
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シロクマ号の[墻頭横材/クロストリーズ]の上にのって、[いごこち/居心地]のよくない |
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[帆柱/マスト]のてっぺんのトラックには金色のペンキを |
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岩ばかりの出州のすぐ[向/む]こうにとまっている |
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そのたまご収集家の[方/ほう]は、 |
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[時々/ときどき]双眼鏡をつかって、シロクマ号の[帆柱/マスト]のてっぺんを |
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二回とも、[横材/クロストリーズ]にもどったとたん、 |
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すわり心地のよい |
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できれば[墻頭横材/クロストリーズ]とデッキチェアを |
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持[/ち]場にがんばった。 |
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時間はどんどんたって[行/い]く。 |
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ミンチ海峡を[よこ/横]ぎって持[/ち]主に |
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ピクト・ハウス丘の間の、[/子どもたちが]北ロッキー山脈と[子どもたちの/]名づけた高い尾根を見上げた時、[突然/とつぜん]人[びと/々]がうごいて |
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十二人ばかりの[大人/おとな]と若者が、 |
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ところが、[彼/かれ]らは、湾に[向/む]かっておりてこ[ずに/ないで]、 |
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こぶしで[横材/クロストリーズ]をがんと |
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顔が目に浮[/か]んだ。 |
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もう岸に[向/む]かってボートを |
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湖上の島を注意[深/ぶか]く見て |
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尾根のてっぺんのさけ目に[向/む]かって[、/]まがるところで、ゲール人たちが[た/立]ちどまって、 |
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すぐに、息を切らした |
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頭を左右にふりながら、 |
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息を切らしながらいって、 |
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一枚はたまごをとったから[、/]わかるよ。」 |
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光線の[向/む]きがわるくってね。 |
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ぼくたちどこへ[行/い]くんだい?」 |
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「[/お]城までつれていかれる |
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尾根の[向/む]こう側から、きょうもまた、風笛の音がきこえてきた。 |
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[帆柱/マスト]にはだれもいないぜ。 |
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400 |
土牢をのぞいても[見/み]ないのにね。」 |
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「[た/立]ちどまっちゃだめよ。」 |
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後ろの谷はそれっきり |
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胸壁のある[/塔が立っている]灰色の家が |
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[いっしょう/一生]けんめい走ってきた。 |
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がんこおやじが、物置[き/]のような |
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子どもたちをつかまえた[上/うえ]に、[今度/こんど]は |
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400 |
401 |
子どもたちに追いついた[/が、その]とたん、 |
Captain Flint panted up to them just in time to be husled through the door with the rest of the prisoners. |
風笛の音が[急/きゅう]にかすかに |
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[おも/重]いしんばり棒が、 |
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[彼/かれ]らは、ほんとうに |
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外から答えがあった。 |
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[註/注]。 |
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とりこがきいた名[前/まえ]は |
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この本では名[前/まえ]をかえておく |
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マクギンティという名[前/まえ]がえらばれた。 |
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ノーフォーク[沼地方/湖沼地方]の |
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拝借したものである。)[/(改行)] |
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小屋の外で、 |
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さぞかし[、/]きみは |
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どろぼうの一団よろしく。 |
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その[上/うえ]、いつまで |
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まちがった谷をのぼらせたの。 |
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402 |
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わたしの鼻、あ[ん/な]たのひじほど |
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この[次/つぎ]はころぶから。」 |
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[彼/かれ]らがあらわれたの |
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他人の土地をかけまわるくらい、 |
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「どんな目に[会/あ]うかわからないな。」 |
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403 |
404 |
あわてて子どもたちに[向/む]かい、「地主の名[前/まえ]は[、/]なんていってた?」 |
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「外にいる人。 |
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話したいといってると[伝/つた]えてくれ。」 |
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とびらの外では、[ひくい/低い]がやがやいう声 |
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「わしのいったことは一言も |
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「[だいじょうぶよ/大丈夫]。」 |
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404 |
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わしが[横材/クロストリーズ]にとまってる間、 |
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[横材/クロストリーズ]はかどがとがって |
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わかれの[言葉/ことば]を |
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マクギンティが[/お]城の広間に |
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406 |
「もう[行/い]かなくちゃならない時間なんだ。 |
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落後兵さがしに[行/い]かなくてすむ。」 |
308 |
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さぐるように[み/見]まわした。 |
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406 |
407 |
「いい[気味/きみ]だわ。」 |
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「[オオ/大]ウミガラスの |
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「たのむから元気だしてよ、 |
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あの子、[だいじょうぶ/大丈夫]よ。 |
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(1) トラック――[帆柱/マスト]のてっぺんにある |
訳注 |